「僕が観たかった映像だ!」『アリータ』圧巻のビジュアルに木城ゆきとが大絶賛
『タイタニック』(97)や『アバター』(09)など、ハリウッド屈指のヒットメーカーとして知られるジェームズ・キャメロンが製作・脚本を務め、世界15の国と地域で翻訳された日本発のSFコミック「銃夢」を実写映画化した『アリータ:バトル・エンジェル』が12月21日(金)より公開。このたび本作の最新場面写真とともに、キャメロンと原作者・木城ゆきとのコメントが到着した。
90年から連載が開始された原作コミックをかねてから映画化したいと熱望し続けてきたキャメロン。彼は原作の魅力について「斬新で想像力に富み、最先端をいっている」と語る。そして現代の映画技術の最先端を駆使して作り上げた本作のビジュアルについて「アリータの目は巨大で、顔はハート形。ボディも漫画通りで非の打ち所がない」と自信をのぞかせた。
一方で、キャメロンから絶大なリスペクトを捧げられた木城は「最初は目が大きいのでびっくりしましたが、何シーンか見ているとすぐに気にならなくなり、水に沈む宇宙船を探検するシーンでの水に濡れたアリータは可愛いと思うまでになりました」と語り、「みなさんもすぐに好きになってくれると思います!」と太鼓判を押す。
さらに「本作のサイボーグボディの半透明描写や緻密なメカ。そしてアイアン・シティの凄まじい情報量のロングショットなど、僕が漫画やイラストで表現したくてもできなかったことを高度に描き出しているのを見て僕が思ったことは、ありがとう!これが僕が30年前に観たかった映像だ!というのと、映画表現が羨ましい!ということです」と熱烈な賛辞も。
これまで幾多の映像革新を作り出してきたジェームズ・キャメロンと、アクション映画の名手ロバート・ロドリゲス監督の黄金タッグによって生みだされ、原作者も脱帽するほどの圧倒的なヴィジュアル表現に期待が膨らむ本作。公開の瞬間を心して待ちたい!
文/久保田 和馬