“銀魂愛”炸裂の山崎退役・戸塚純貴「『銀魂3』では山崎3部作を!」と熱烈オファー
12万作品が見放題の映像配信サービス「dTV」で、オリジナルドラマ「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」の配信が18日よりスタート。昨年配信したオリジナルドラマ「銀魂 -ミツバ篇-」に引き続き、脚本・監督に福田雄一、主演に小栗旬を迎え、今回は橋本環奈も初出演。さらにマダオ役にアニメで声優を務める立木文彦、原作でも登場しないメーテル役に山本美月と、ドラマ版も豪華キャストだ。昨年に引き続き山崎退役を演じた戸塚純貴の、ファンの間でも話題の“銀魂愛”をお届けする。
今回のドラマで戸塚が山崎役を演じることが発表されるや、SNSの急上昇ワードでは“戸塚純貴”が浮上。近年では、福田監督作品の常連キャストとして欠かせない存在となってきている戸塚だが、昨年はドラマ版のみの出演。今年は満を持して映画へも出演となったが、昨年出演が決まった時は「撮影の12時間前に出演が決まった」のだという。
「今回は事前に正式にオファーをいただきましたが、(映画の続編で)動乱篇をやるという話を聞いて、山崎がとても良い役で登場する話だったので気持ちが昂ぶりました。コメディじゃない要素も非常に多い話なので、福田さんに僕のまじめな部分を知ってもらえると思って気合いが入りましたね。福田組には何作か出演させていただいておりますが、まじめな役では絶対に呼んでくれないんです。今回はコメディではない部分で福田監督の気持ちを動かしたいなっていう思いがありましたので、福田監督に伝わっていたらいいな」と、本作への想いを語る。
山崎退を演じるうえでのこだわり、意識していることとして「もともと原作をずっと読んでいて、その中でも山崎が好きなので、彼の声色や仕草、皆とは違うリアクションを取る部分や1人でいるところなど、細かい特徴は原作から投影しようと思って演じています。山崎だったらこうするっていうのがすぐに浮かんでくるので、その部分は意識しました。監督からお芝居の演出指導はありましたけど、キャラクターの部分は任せていただきました」と、キャラクターへの思い入れと、監督との信頼関係をのぞかせた。
撮影現場の雰囲気について「福田組は本当に仲がよく、笑いが絶えないです」というが、なかでも柳楽優弥とよく話していたそう。「音楽の趣味が合うんです。洋楽のヒップホップやブラックミュージックが好きで、休憩時間は、1つのイヤホンを片耳ずつつけて同じ音楽を聴いていたので、周りのスタッフさんたちに笑われていました(笑)」。
山崎と言えば“あんぱん”が、原作ファンにはお馴染みの好物だが、こんな撮影秘話が。「差し入れでヤマザキのあんぱんを大量に送った時、差し入れって普通はテンションが上がるものなんですけど、普通のあんぱんいらないっていう空気感になって(笑)。山崎といえばということで良かれと思ってやったんですけど…。福田さんにも『皆さん意外と知らないから』と言われました」と溢れんばかりの“銀魂愛”を笑顔で語る。
さらに差し入れの時にはこんなエピソードも。「マダオ役の立木さんがお芝居をしているところを見て、今回一番テンションが上がりました。声がアニメと同じで本物だから不思議なんですよ」と興奮ぎみ。