9月から1年生になるジョージ王子、小学校生活はどんな風?

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9月から1年生になるジョージ王子、小学校生活はどんな風?

ロンドン南西部にある「トーマス・バタシー・ロンドン・デイスクール」に通うジョージ王子が、来月から晴れて小学1年生に進級するという。「小学校には昨年入学したのでは?」と思う人も多いはずだが、イングランドの小学校には、就学前に“レセプション”と呼ばれる準備期間が設けられている。ジョージ王子は昨年9月からのレセプション年度を終え、来月から正式に小1カリキュラムを開始するとのことだ。

ロイヤルファミリーは別として、一般家庭の子女がトーマス・バタシー校に幼稚園から入るには、子どもが1歳の時点で学校訪問をしなければならないという。年間学費2万ポンド(約290万円)の私立校に見合う経済力はもちろんのこと、教育熱心な家庭であることも入学の必須条件のようだ。

同校生徒が小1で学習する内容は、レセプションで学んだ読み書きと算数の能力向上がメインで、このあたりは普通の小学校とあまり変わらない。「キリスト教を基盤としたグローバルな視点の宗教教育」も、近年ではごく一般的なカリキュラムだ。公立校の小1課程と違う点は、レセプションで基礎を学習したフランス語の授業や、22台備えられた児童専用PCを使ったコンピューターの授業などだ。コンピューターに関しては、基本操作からプログラミングの理解まで学習を進めていくという。

情操教育としては、演劇、アート、バレエなどのカリキュラムが準備されており、小1の生徒はバレエのレッスンが必修だそうだ。ピアノの生演奏に合わせた練習が毎週35分間行われるとのことなので、ジョージ王子も近いうちにバレエを習い始めることだろう。

放課後のクラブ活動は20種類以上あり、ディベートクラブに哲学研究、語学、作曲、陶磁器制作、ゴルフにフェンシングなど、様々なアクティビティが選べるらしい。今後ジョージ王子がどんな分野に興味を持つようになるのか、ファンからの注目が集まりそうだ。

UK在住/シャオ

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