サメVS人類の『MEG』! 女優VS女優の『累』! 洋邦“バトルムービー”の初週成績は?
9月8・9日の週末動員ランキングは、『MEG ザ・モンスター』が『検察側の罪人』のV3を阻止し、初登場で首位に輝いた。
サメVSステイサム!まさかのタイマンバトルに驚愕?
土日2日間で動員18万3000人、興収2億8900万円を記録。初日から3日間の累計では動員23万8000人、興収3億7000万円という成績を残し、好調なスタートを切った『MEG ザ・モンスター』。
全長23メートルという超巨大ザメ“メガロドン”と、アクション俳優ジェイソン・ステイサム演じるレスキューダイバーとの戦いを描く本作には、SNS上で「サメとステイサムがタイマン張るヤバすぎる映画だった」「副題のモンスターってサメ?ステイサム?」など、作品の奇抜さに衝撃を受けたという感想が多数。一方で、トンデモ設定が多いサメ映画のマニア視点からは「普段B級サメ映画ばかり観てるから、『MEG』はだいぶ上品な作品だった」といった意見も上がっていた。
土日2日間の興収の19.8%を叩きだしている4Dの興行も好調で、「4Dで観るべき!超スプラッシュだった」と4Dを推奨する声も見られた。全世界興収は4億9000万ドルを突破し、『ジョーズ』(75)を超える実写サメ映画最大のヒット作となっているが、日本でも4D効果でどこまで興収を伸ばすのかに期待だ。
女同士の愛憎バトル!朝ドラ女優の演技対決に絶賛の声
サメと人間が熱い戦いを繰り広げている一方で、女同士の壮絶バトルが見どころの『累-かさね-』は初登場9位。真逆の人生を歩んできた女性2人が、キスした相手と顔を入れ替えられる不思議な口紅を使い“顔交換”をしてしまったことから生じる、嫉妬と欲望にまみれたドラマを描く。女のドロドロとした戦いがネット上でも評判を集めている。
圧倒的な美貌を持つニナと、醜い顔に天性の演技力を持つ累をそれぞれ二人一役で演じたのは、共に朝ドラ出身女優の土屋太鳳と芳根京子。「スクリーンで繰り広げられる演技合戦に思わず息を呑んだ」「両極端のキャラクターをそれぞれが交互に演じるという難役を、見事に演じ分けている」など、見応え抜群の演技対決を絶賛する意見が目立っていた。
次週は、人間vs異星人のバトルを描くSFアクション大作『ザ・プレデター』が公開。宇宙最凶のハンター“プレデター”は、メガヒット中の超巨大ザメ“MEG”を倒すことが出来るのか?興収&動員対決の行方も要チェックだ!
文/トライワークス
1位 MEG ザ・モンスター
2位 検察側の罪人
3位 銀魂2 掟は破るためにこそある
4位 アントマン&ワスプ
5位 劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-
6位 カメラを止めるな!
7位 SUNNY 強い気持ち・強い愛
8位 インクレディブル・ファミリー
9位 累-かさね-
10位 ミッション:インポッシブル/フォールアウト
※興行通信社調べ