オフィスにホテル、公園も完備!タワマンもびっくりな240階建ての超高層ビルを探訪!
火災が発生した超高層ビルを舞台に、家族を救おうとする男の奮闘を描いた『スカイスクレイパー』(9月21日公開)。本作で圧倒的な存在感を放っているのが、スカイツリーをはじめ世界のあらゆる巨大建造物を凌駕する架空の高層ビル“ザ・パール”だ。実在するなら一度は住んでみたい、近代的な同ビルの特徴や施設内部、世界一安全とうたうセキュリティー面まで、その細部を探訪したい。
360度の景色が見渡せるパール型の巨大展望台
香港はビクトリア湾の一角にそびえ立つザ・パール。全長はなんと1066mを誇り、240の階層に区分されている。その巨大さに似合わず、電気は風力タービンによる自然エネルギーによってまかなわれ、地球環境への配慮も完璧だ。また、最上部にはビルの象徴とも言える、全体がガラス張りの巨大なパール型の展望台を設置。香港の平和な街並みを360度見渡すことができ、宙に浮いているような不思議な感覚が体験できる。
オフィスやモールも!ビル内部が一つの街に
住居はペントハウス・スタイルのアパートメントで、一戸建てのような広さのリビングやベッドルームなどを完備。さらに、オフィスやショッピングモール、映画館にコンサートホール、ホテルといった、あらゆる施設がそろい、ビル自体が一つの街を形成している。また、100階層には植物公園「ジェイド・パーク・ボタニカル・ガーデン」があり、様々な植物に広々とした芝生など、室内にいながら豊かな自然に触れることができる。天国を思わせる楽園のような場所で、成功者のみに許された至福のひとときが過ごせるのだ。
絶対安全!?最先端のセキュリティシステム
これだけのスケール感だと、気になるのが安全面だが、ザ・パールにとってセキュリティは常に最優先事項。最先端のシステムを導入し、高度なAI監視モニターによって24時間365日、ビルの隅々までチェックされている。また、常時300人の警備員が駐在しているほか、FBI人質救出部隊のリーダーだった人物がシステムを定期的に調査しており、様々な危険から居住者を守るために目を光らせているので安心だ。
まさに人類の英知を結集させたとも言うべきザ・パール。ドバイのブルジュ・ハリファ(828m)など、現実でも1000m近いビルは建造されており、全くの夢物語とも言えない。もしかしたら近い将来に来るかもしれない、超高層ビルでの暮らしを想像しながら、本作を鑑賞してみてはいかがだろうか?
文/トライワークス