篠原涼子、安室奈美恵とスーパーで遭遇!?恩師・小室哲哉への感謝も語る
90年代のカルチャーを象徴する人物ともいえる安室奈美恵の引退日となった9月16日、当時流行したコギャル文化やJポップなどをきらびやかに散りばめた青春音楽映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が、TOHOシネマズ日比谷にて開催。篠原涼子と広瀬すず、リリー・フランキーと、大根仁監督が登壇。
アジア全土で社会現象を巻き起こした韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』(11)を、同作に心打たれた大根監督が舞台を日本に移して再構築した本作。小室哲哉が音楽を担当し、劇中には懐かしくも斬新な“TKサウンド”と呼ばれるヒット曲が数多く登場。安室の楽曲は「SWEET 19 BLUES」と「Don’t wanna cry」が流れる。
94年に小室プロデュースのもと「愛しさと 切なさと 心強さと」をリリースし、ダブルミリオンを達成。その年の日本レコード大賞優秀賞も獲得した篠原は「一緒に小室ファミリーでやらせていただいた時代があるので、安室さんとこのような形でご一緒することができて、すごく縁を感じる」と、安室への想いを語る。
さらに「以前スーパーでたまたま安室さんに会って『ドラマいつも見てます。応援してます』と声をかけてくださった。その心の広さと人間力が伝わって、頑張ろうって気持ちになれました」とのエピソードを披露した篠原に、リリーが「どこのスーパーですか?」とすかさず質問。「芸能人が行きそうなところです」と答える篠原に、大根監督も「後で教えてください!」とコミカルな掛け合いで笑いを誘った。
また、篠原は本作の撮影現場に小室が訪れたときのエピソードも披露。「すごく久しぶりで舞いあがっちゃって、何を喋ればいいかなと思ったんですけど、すぐ当時に戻って他愛もない話をしていました」と笑顔を浮かべ「小室さんがいなければ、ここにはいない。そういう風に思っても過言ではない。私を救ってくださった方だと思っています」と、恩師への強い感謝を述べた。
さらにこの日は上映終了後の舞台挨拶ということもあって、作品を観終えたばかりの観客からの質問に答えるティーチインも開催。篠原のファンだという女性から「久々に篠原さんの歌が聴けて嬉しかったです。今後、歌の仕事をやる予定はありますか?」と訊かれると「やりたいなって思っています!」と力強く答える篠原。
「予定は未定ですが、チャンスがあったらお届けできるように頑張ります!」と意気込み「『愛しさと 切なさと 心強さと』はいくつになっても歌える曲にしたと小室さんがおっしゃってくださったので、今でもカラオケで歌っています」と明かし、会場を大きく沸かせた。
取材・文/久保田 和馬