まる子としんちゃんの姿も!「湯浅政明の世界」豪華メインビジュアルが完成
10月25日(木)から11月3日(土・祝)に開催されるアジア最大級の映画の祭典、第31回東京国際映画祭。その企画の一つとして開催されるアニメーション特集「アニメーション監督 湯浅政明の世界」の、メインビジュアルが完成した。
これまで同映画祭のアニメーション特集では庵野秀明、細田守、原恵一といった日本のアニメーション界を牽引するクリエイターたちの大規模特集上映が開催されてきた。今年は第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した『夜は短し歩けよ乙女』(17)や、アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門グランプリを受賞した『夜明け告げるルーのうた』(17)、Netflixにて世界同時配信が行われ話題を博した「DEVILMAN crybaby」など世界が注目している湯浅監督を特集。
このたび完成したメインビジュアルは、今回の特集上映のために湯浅監督自らが監修を務めて特別に制作されたもの。『夜明け告げるルーのうた』のルーをはじめ、『夜は短し歩けよ乙女』の“先輩”と“黒髪の乙女”や「ピンポン THE ANIMATION」のペコなど、湯浅作品を象徴する個性的で唯一無二のキャラクターたちが一堂に会している。
また、その中には湯浅がアニメーターとして頭角を現すきっかけとなった国民的人気アニメ「ちびまる子ちゃん」や「クレヨンしんちゃん」のキャラクターたちも見受けられる。両作とも特集内で上映される「自選短編集 1992-2014」の中で上映される予定となっており、スクリーンで観られる貴重な機会に注目していただきたい。
今年の東京国際映画祭は、例年と同じく六本木ヒルズとEXシアター六本木をメイン会場に、今年オープンしたばかりの東京ミッドタウン日比谷・日比谷ステップ広場でも同時開催。「湯浅政明の世界」の上映作品の詳細、また第31回東京国際映画祭の上映ラインナップは後日発表される。
文/久保田 和馬