絢香書き下ろしの主題歌が涙を誘う『人魚の眠る家』予告映像&ビジュアル解禁
ベストセラー作家・東野圭吾のデビュー30周年を記念して書かれた小説を、『TRICK』(02)、『明日の記憶』(06)の堤幸彦監督が実写化した映画『人魚の眠る家』が11月16日(金)より公開となる。本作の最新予告映像と本ビジュアルが一挙解禁され、絢香書き下ろしの主題歌「あいことば」の一部音源も明らかになった。
先日の特報映像では篠原涼子の狂気の表情と、衝撃のキャッチコピーが話題となっていたが、今回の最新予告映像では、薫子(篠原涼子)と和昌(西島秀俊)の夫婦が、意識のない娘・瑞穂がいつか目覚める日を信じ下した決断、その禁断の技術の内容が垣間見えるなど、さらに一歩踏み込んだ内容になっている。
母親、父親、祖父、祖母、研究者とその恋人…それぞれが、眠り続ける瑞穂の回復を願う中、娘に向かって包丁を振り上げる薫子の姿も。そんな衝撃的な映像に、今回解禁となる絢香の新曲「あいことば」が流れ、すべてを優しく包み込む。
プロデューサーの新垣弘隆は、主題歌に絢香を起用した理由として「大切なわが子を守り抜こうとする母の愛を描いた本作の世界観を、絢香さんなら最も美しく表現できるという確信がありました。母親でもある絢香さんにいま、どうしても歌って欲しいと思いました」と言う。
今回解禁となる主題歌「あいことば」は、絢香が書き下ろした楽曲。「原作と台本を読んでいると、言葉とメロディが私の中で止めどなく溢れてきて、読み終える頃に『あいことば』は形を成していました」という絢香は、「本当に素晴らしい作品の一部となれたこと、この楽曲を生み出すキッカケをくださったことに感謝しています」と本作に込めた思いを語った。
“作曲家としてのキャリアの中で、特別に誇れる一曲”と絢香が自信を持つ主題歌が映像に溶け込み、観る者の涙を誘う『人魚の眠る家』。衝撃の東野圭吾ミステリー誕生までもうすぐ!
文/編集部