鬼才・園子温監督がNetflixと初タッグ!椎名桔平主演「愛なき森で叫べ」制作決定
『ヒミズ』(11)や『地獄でなぜ悪い』(13)などで世界各国の映画祭を熱狂させてきた鬼才・園子温監督が、オンラインストリーミングサービスのNetflixと初めてタッグを組み、完全新作となる「愛なき森で叫べ」を制作することが決定した。
園監督の名を世に知らしめた『冷たい熱帯魚』(10)や『恋の罪』(11)と同様、実際に起きた猟奇殺人事件からインスパイアを受けた本作は、市井の平凡な人々がどのように犯罪に巻き込まれ被害者となり、また犯罪に加担して加害者となっていくのかという全世界共通のテーマのもと、人間社会の本質と人間の深淵へと深く切り込んでいく。
主人公・村田丈を演じるのは『新宿スワンII』(17)に続いての園組参加となる椎名桔平。また、自主映画サークルの仲間たちと猟奇的な事件に巻き込まれる若者・シン役を演じるのは「東京ヴァンパイアホテル」(17)、『クソ野郎と美しき世界』の1篇「ピアニストを撃つな!」に続いて3度目の園組参加となる満島真之介。そして『冷たい熱帯魚』で強烈な犯罪者を演じた園組の常連俳優でんでんが、事件の被害者の父親役を演じる。
作品を発表するたびに賛否両論を巻き起こしてきた鬼才が、全世界に向けて放つ新たな衝撃作。きっと世界中で大きな話題を集めると同時に、物議を醸すことは間違いないだろう。Netflixオリジナルシリーズ「愛なき森で叫べ」は、2019年に全世界190か国へ配信予定。続報に期待したい。
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