橋本愛や成田凌の10年前!デビュー前の写真に大反響「かわいい!」

インタビュー

橋本愛や成田凌の10年前!デビュー前の写真に大反響「かわいい!」

山内マリコの同名処女小説を映画化した『ここは退屈迎えに来て』(公開中)の公開記念舞台挨拶が、10月20日に新宿バルト9で開催され、橋本愛、成田凌、渡辺大知、村上淳、廣木隆一監督、原作者の山内マリコが登壇。登場人物の青春と、その後の10年間を描く本作にちなみ、橋本たちキャストの約10年前の写真が披露され、会場からどよめきが上がった。

橋本と成田はデビュー前の写真となり「かわいい!」という声が上がった。橋本は12歳当時を振り返り「熊本から出る想像は一度もしたことがなかった。けっこう勉強ができるほうだったので、頭のいい大学へ行って、給料の高いところへ就職するんだろうなと思ってました。芸能界のことをまったく知らずに、テレビも映画も観てなかったです」と語った。

成田は14歳当時のサッカー少年時代について「僕の心が折れる寸前の写真です。県大会の記念写真ですが、決勝になって急に出してもらえなくなって。痛いからヘディングが嫌いだったし、人とぶつかるのが嫌いだったけど、サッカーは得意だったんです。でも、監督はどうしても許せなくて、決勝は出してもらえなかったので、テレビにも出られず。体がぶつかるのが苦じゃなかったら、サッカー選手になっていました」と苦笑いした。

渡辺は高校3年生で、バンド・黒猫チェルシーを結成した当初の写真が、村上は廣木隆一監督作『ラマン』(04)の時の写真が披露され、それぞれに思い出を語った。また、本日、舞台出演のために欠席した門脇麦からの手紙も代読された。

最後に橋本が「過ぎ去ってしまった時間や記憶を呼び起こしてしまうんですが、ちゃんといまの自分と対話できるような、前進する力をくれるような映画になったと思います」と、力強く締めくくった。

『ここは退屈迎えに来て』は、地方都市に住む人々の青春時代と、その後の10年間を切り取った群像劇。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)の廣木隆一監督がメガホンをとった。

取材・文/山崎 伸子

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