もう「プリキュア」なしでは生きられない!?山本美月が語るシリーズの必要性|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
もう「プリキュア」なしでは生きられない!?山本美月が語るシリーズの必要性

インタビュー

もう「プリキュア」なしでは生きられない!?山本美月が語るシリーズの必要性

2004~05年放送の「ふたりはプリキュア」以来、幅広く愛され続けている「プリキュア」シリーズ。15周年を迎えた今年、放送中の「HUGっと!プリキュア」と初代が力を合わせて戦う『映画HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』が公開され、週末動員ランキングで見事、初登場1位にランクインした。本作はシリーズに登場した55名のプリキュアが集結する15周年の集大成。その宣伝隊長に女優・モデルの山本美月が就任したことでも話題を呼んだ。アニメや漫画が大好きという山本は、今回、自身がモデルとなったレポーター役で声優にも挑戦。そんな彼女に「プリキュア」シリーズへの思いなどを聞いてみた。

「プリキュア」シリーズへの惜しみなき愛を語ってくれた山本美月
「プリキュア」シリーズへの惜しみなき愛を語ってくれた山本美月

中学時代に“新しい女の子戦士”の誕生を目撃

――今回、宣伝隊長にご指名された際のご感想をお聞かせください。

山本「以前から観ていた作品なので光栄でした。今回の映画では、みんなが“ベビープリキュア”になったりするのが、とってもかわいいなと思いました」

――中学時代に初代をご覧になったそうですが、どのような印象を持たれましたか?

山本「当時、『おジャ魔女どれみ』シリーズ、『明日のナージャ』など日曜朝のアニメ枠を観ていて、その流れで観始めました。女の子が変身して戦うアニメが好きで『美少女戦士セーラームーン』シリーズを観ていたのですが、この時期は終わってしまっていたんです。そんな中『ふたりはプリキュア』が始まって、新しい女の子の戦士が誕生したと思いました」

――山本さんも彼女たちのように素手で戦いたい…なんて思ったりされましたか?

山本「素手では戦えないですね(笑)。魔法に頼れるなら頼っちゃいたい派なので。ミップル&メップル(初代に登場する妖精)がいてくれたほうがうれしいです!」

これまでの全プリキュア55人が集結する今作は、この秋最大の注目劇場版アニメ!
これまでの全プリキュア55人が集結する今作は、この秋最大の注目劇場版アニメ![c]2018 映画HUGっと!プリキュア製作委員会

――シリーズでいちばんお好きなシリーズやキャラがいたら教えてください。

山本「選ぶのがすごく難しいですね…。最近『キラキラ☆プリキュアアラモード』(17-18)を全話観たんですけど、本当におもしろくて好きになりました。キャラクターも全員好きですけど、特にあきらさん&ゆかりさんペアがお気に入りで、2人の絡みを植木になって側で見ていたいです(笑)。あと、高校生くらいの頃『yes! プリキュア5』(09-10)を観ていたんですけど、春日野うららちゃんの『ツイン・テールの魔法』と、ミルキィローズのキャラクターソングをずっと歌っていました。当時、黄色がイメージカラーのキャラクターを好きになるのが自分の中でとても新鮮だったのを覚えています」

「プリキュア」は永遠に女の子たちの憧れ!

ロケ中のTVレポーター(右・声:山本美月)の前に、突然ベビープリキュアたちが!?
ロケ中のTVレポーター(右・声:山本美月)の前に、突然ベビープリキュアたちが!?[c]2018 映画HUGっと!プリキュア製作委員会

――今作ではレポーター役として、2次元の世界に入ることができました。その感想は…?

山本「『プリキュア』の世界だと私はもう大人なんだと、若干のせつなさが…。うれしい気持ちはもちろんあるんですけど、プリキュアより自分が年上なんだと実感しました(笑)」

――アフレコ挑戦の際の感想をお聞かせください。

山本「とにかく作品に対して失礼のない演技ができたらいいな、と思ったんですけど、やっぱり声のお芝居では、ほとんど初心者なので、みなさんには広い心で観ていただけたらな…と思います」

――山本さんが思う「プリキュア」の魅力をお聞かせください。

山本「キャラクターデザインなど、良い意味でシリーズにあまり統一感がないのがいいなと思います。その時々の時代を反映した…というか。統一感がないからこそ『次のシリーズでは、どんなことが起きるかな?』って、新しいことが始まる気がして、飽きないですよね。次はどんな戦いになるのか、どんな敵が登場するのか、毎回楽しみです」

【写真を見る】取材の合間も、今作のプレスシートを読み込むほどの熱の入れよう
【写真を見る】取材の合間も、今作のプレスシートを読み込むほどの熱の入れよう

――山本さんにとって「プリキュア」とは、どのような存在ですか?

山本「いつの時代でも活躍していてほしい絶対に必要な存在です。『プリキュア』シリーズは終わっちゃダメだと思います。いつまでも多くの女の子の憧れでいてほしいです」

――最後に、映画を楽しみにされているみなさんへ、メッセージをお願いします。

山本「総勢55人のプリキュアが登場するので、シリーズを全部観ている方ももちろん楽しめますし、私のように全部は観ていない人も新しいプリキュアと出会い好きになっていただけたらうれしいです。あとは…広い心で私の演技を見守っていただきたいです(笑)」

取材・文/トライワークス

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