稲垣吾郎や長谷川博己らにギャラリーが色めき!東京国際映画祭レッドカーペットに登場
第31回東京国際映画祭が、10月25日に東京・六本木ヒルズで開幕。ドレスアップした女優陣はもちろん、稲垣吾郎や長谷川博己ら正装した俳優たちもレッドカーペットを華やかに彩り、黄色い歓声を浴びた。とりわけギャラリーが色めき立ったのは、阪本順治監督作『半世界』(2019年2月公開)の稲垣で、「すごく感激しています」と笑顔を見せた。
稲垣は「こういった映画祭でレッドカーペットを歩くのは初めてだったので、すごく新鮮な気持ちです」と感想を述べた。フォトセッションでは少し緊張したのか、マスコミから表情が「怖い」と言われると「怖くないですよ」と破顔一笑し、会場を笑いに包んだ。
本作で稲垣は、放送中の連続テレビ小説「まんぷく」でさらに人気を呼んでいる長谷川博己と共演。長谷川はオムニバス「アジア三面鏡2018:Journey」の松永大司監督『碧朱』で主演を務めており、「アジア三面鏡2018」チームとしてもレッドカーペットを歩いた。
『旅猫リポート』(11月26日公開)の福士蒼汰は、共演の広瀬アリスをエスコートして登場。福士は「レッドカーペットを歩くことができて、うれしくて光栄です。『旅猫リポート』を撮ってくださった監督によってこの場があるんじゃないかと思っているので感謝しています」と、三木康一郎監督に感謝した。
また、コンペティション部門『ホワイト・クロウ』(2019年公開)の監督として来日した名優レイフ・ファインズ。「映画祭によって本作をみなさんと共有できることも楽しみだし、ここへ来れたこともうれしいです」と笑顔でコメント。レイフと共にステージに立った松岡は「とても温かい目線で私を見てくださってます。『万引き家族』(公開中)も観てくださったそうで」と感激していた。
役所広司は、自身の主演映画『孤狼の血』(18)の白石和彌監督と、『キツツキと雨』(11)の沖田修一監督と登壇し、「世界中の映画ファンの人たちが映画を楽しんで、交流を深めていただければ幸せです」とうれしそうに語った。
そのほかSABU監督作『jam』(12月1日公開)の青柳翔、鈴木伸之、町田啓太や、『銃』(11月17日公開)の村上虹郎、『GODZILLA 星を喰う者』(11月9日公開)の声優の宮野真守、櫻井孝宏など、たくさんの人気スターがレッドカーペットを楽しみながら歩き、会場は熱気に包まれた。
第31回東京国際映画祭は、10月25日から11月3日(土・祝)の10日間にわたり、六本木ヒルズをメイン会場に、EXシアター六本木、東京ミッドタウン日比谷、東京国際フォーラム、神楽座などで開催。世界中から集められた注目の話題作や、日本映画の新作、過去の秀作など、幅広いジャンルの映画が上映され、人気スターやスタッフ陣の舞台挨拶やティーチインも多数行われる。
取材・文/山崎 伸子