黒木華×野村周平、夏帆×東出昌大の、恋が始まりそうな2ショットが独占解禁!
鎌倉の片隅にある古書堂の店主が、古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていくベストセラー小説「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ。その実写映画化となる『ビブリア古書堂の事件手帖』から、黒木華×野村周平の現代パート、夏帆×東出昌大の過去パートの、恋が始まりそうな2ショット場面写真2種が解禁となった。
過去の出来事から本が読めなくなった大輔(野村周平)は、夏目漱石の「それから」に記された著者サインの真偽を確かめるために“ビブリア古書堂”を訪れる。美しき店主の栞子(黒木華)は極度の人見知りだったが、優れた洞察力と驚くべき推理力を秘めていた。古書堂で働き始めた大輔に、栞子は太宰治の「晩年」の希少本をめぐって、謎の人物から脅迫されていると打ち明ける。力を合わせてその正体を探り始めた2人は、2冊の本に隠された秘密が、1つの真実につながっていることを知る。本作では栞子と大輔の現代パート、そして大輔の祖母・絹子(夏帆)と嘉雄(東出昌大)の過去パートが交差する。
本作では、それぞれの時代でタイプの異なる2組の男女の恋愛模様が描かれており、現代パートでは黒木演じる栞子と野村演じる大輔が“本”を通じて出会い、互いにとって必要不可欠な存在になっていくまでの過程が初々しく描かれている。栞子は、本に関する膨大な知識と優れた洞察力を持つが、生身の人間や社会に対しては上手く接することが出来ない。一方の大輔は、過去のトラウマから活字恐怖症になってしまったが、人懐っこい性格でコミュニケーション能力に長けており、人との関係性を築くのが得意。2人はまさに、互いの欠点を補い合うことのできるこれ以上ない組み合わせと言える。
解禁となった画像では、大輔が栞子の美しさに見とれているが、栞子は本に夢中で気づかない様子。栞子に対してほのかな恋心を抱く大輔の純情な思いは、仕事の関係を超えて栞子に届くのか。2人の関係の発展に期待したい。
一方で、過去パートでは夏帆演じる絹子と東出演じる嘉雄が、本を通じて惹かれあっていくも、お互いの事を思い距離を置こうとする、といった大人の恋愛模様が描かれる。彼らの出会いは、夫と共に大衆食堂を経営している絹子の下に、太宰治に憧れる小説家志望の嘉雄が客として訪れたのがきっかけ。絹子は、本の世界という自分の知らなかった世界を見せてくれる嘉雄に魅せられていき、嘉雄もまた絹子の気さくさと愛らしさに惹かれていく。画像でも、絹子に本を勧めて談笑する幸せそうな嘉雄の姿を見ることが出来るが、この恋は知られてはいけない“秘密の恋”。こちらにも注目だ。
純情な恋心の現代パートと、互いの関係性に苦悩する大人な恋の過去パート、それぞれの対象的な関係はどの様なクライマックスを迎えるのか。ミステリー要素だけでなく濃厚な人間ドラマにも期待ができる『ビブリア古書堂の事件手帖』は、本日11月1日より公開だ。
文/編集部