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『オカンの嫁入り』で大竹しのぶと桐谷健太に見る理想の年の差カップル像

映画ニュース 2010/9/5 12:00

『オカンの嫁入り』で大竹しのぶと桐谷健太に見る理想の年の差カップル像

ある日、酔った母親が年下の青年を連れて帰り「この人と結婚することにしたから」と言い出したら。そんな突然の宣言から始まる騒動と、母娘の絆を温かく描いているのが、公開中の『オカンの嫁入り』だ。映画では、母の結婚宣言を受けて戸惑う、宮崎あおい演じる娘・月子の姿が中心に描かれているのだが、大竹しのぶと桐谷健太が扮した、母・陽子と金髪リーゼント青年・研二、年の差カップルのアツアツぶりにも注目してほしい。

元板前という研二の調理した朝食を喜んで食べる陽子。そんな姿を、愛おしい眼差しで見つめる研二。突如、朝の食卓に発生したラブラブ空間には、陽子のひとり娘・月子も、あ然としてしまうほどのもの。だが、ヤンキーな見かけによらず礼儀正しいまじめな研二と、ちょっぴり子供っぽい陽子の様子には、いつしか年の差も気にならなくなり、お似合いのカップルだと感じるようになってしまうはずだ。

女性が年上の年の差カップル映画といえば、永作博美と松山ケンイチが20歳差の恋人を演じた『人のセックスを笑うな』(08)や、27歳のエリート青年と43歳のハンバーガーショップ店員の愛を描いた『僕の美しい人だから』(90)、さらには19歳の少年と自由奔放な79歳(!)の老女が恋に落ちるカルトな傑作『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』(72)といった作品がある。どれも様々なカップルの形を描いているものの、比較的、映画ならではのファンタジーの要素が強く感じられる。だが、本作での大竹&桐谷は普通にいそうと思うことができるほどリアルで、自然なのだ。

本作で恋愛関係に初挑戦したという桐谷いわく、大竹とのカップルは「全然違和感がなかった」とか。自然体で理想的な年の差カップルを見ると、年の離れた恋人の方が良いのではと思えるかもしれない。【トライワークス】

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