映画ニュース 2018/11/21 5:00

杉咲花、新田真剣佑、北村匠海！“死にたい”12人の素顔がついに明らかに

「天地明察」や「マルドゥック・スクランブル」で知られる冲方丁が2016年に発表し、第156回直木賞の候補作に選ばれた同名小説を、「SPEC」シリーズや『イニシエーション・ラブ』(16)など数多くの話題作を手掛ける堤幸彦監督が映画化した『十二人の死にたい子どもたち』(2019年1月25日公開)。このたび、これまで謎のベールに包まれていたキャスト情報が明らかになると共に、予告映像が解禁された。

本作は、集団安楽死をするために廃病院に集まった12人の未成年の前に、想定外の13人目の死体が現れることから状況が一変していく密室サスペンス。9月に本作の公開と共に解禁されたのは、出演者全員の顔が塗りつぶされたポスターと、若手オールスターキャストの出演という情報のみ。ネット上では即座にキャスト予想が始まり、異様な盛り上がりを見せていた。

そしてこのたび、ついに12人のキャスト情報が明らかに。モザイクの外れたポスターに映し出されているのは、『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)で第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した杉咲花をはじめ、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜といった、今をときめく若手実力派俳優たち。

さらに『虹色デイズ』(18)でヒロインのひとりを演じて注目を集めた吉川愛をはじめ、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗といった将来性抜群の6人のキャスト。そんななか、モザイクを外してもなおマスクと深めに被ったニットで顔が見えない12人目のキャストの姿が。

このキャストの名前は秋川莉胡。ネットを検索してもなにも出てこない彼女は一体何者なのか…。さらに深まっていくキャストの謎と、感情むき出しの演技バトルが繰り広げられていくセンセーショナルな予告映像。ますます本作から目が離せなくなりそうだ！

文/久保田和馬