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シアーシャ・ローナンvsマーゴット・ロビー、若手2大女優が“女王”として激突

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シアーシャ・ローナンvsマーゴット・ロビー、若手2大女優が“女王”として激突

レディ・バード』(17)のシアーシャ・ローナンと『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』(17)のマーゴット・ロビー、ともに第90回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた2人が初共演を果たす歴史劇「Mary, Queen of Scots」が『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』の邦題で日本公開されることが決定した。

本作は16歳でフランス王妃となり18歳で未亡人となったスコットランド女王メアリー・スチュアートと、スコットランドを支配していたイングランド女王エリザベスI世の波乱に満ちた人生を描き出す。イングランド王位継承権を主張しエリザベスの権力を脅かすメアリーに、複雑な思いを抱くエリザベス。やがて宮廷内部で起こる裏切りや反乱、陰謀が2人の王位を危険にさらし、歴史の流れを変えていくことに。

高潔さと激情を備えたメアリー・スチュアートをシアーシャが演じ、気高く孤独で繊細なエリザベスをマーゴットが緊張感たっぷりに体現。先日AFI映画祭で行われた本作のワールドプレミアでは、今をときめく2人の若手女優の熾烈な演技バトルに高い評価が寄せられ、第91回アカデミー賞で善戦を期待する声が早くもあがるほど。

メガホンをとるのは本作が長編映画デビューとなるジョージ・ルーク監督。また『ダンケルク』(17)のジャック・ロウデンや『ビリー・リンと永遠の一日』(16)のジョー・アルウェン、『キャプテン・マーベル』(3月1日公開)に出演するジェマ・チャンや、ベテラン俳優ガイ・ピアースらが脇を固める。

激動の16世紀イギリスを生き抜いた2人の女王が繰り広げる熾烈な戦いと、これまで語り継がれてきた歴史の常識を覆す新たな物語の誕生に注目したい。『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』は2019年3月から公開される。

文/久保田 和馬

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