まさかの実話!異色コンビが2人1役で挑む、前代未聞の潜入捜査とは?

映画ニュース

まさかの実話!異色コンビが2人1役で挑む、前代未聞の潜入捜査とは?

『マルコムX』(92)や『セント・アンナの奇跡』(08)など硬派な作風で知られる鬼才スパイク・リー監督の最新作で、第71回カンヌ国際映画祭のグランプリを獲得した『ブラック・クランズマン』が2019年3月に日本上陸する。このたび本作の特報映像が解禁され、型破りな“潜入捜査”の一端が明らかになった。

本作は1979年にコロラド州・コロラドスプリングス初の黒人刑事ロン・ストールワースが、過激な白人至上主義団体KKKことクー・クラックス・クランに潜入した大胆不敵な“事件”をつづったノンフィクション小説を映画化。8月に全米で公開されスマッシュヒットを記録し、第91回アカデミー賞の有力候補の一角として目されている。

このたび解禁された特報映像は、三角白ずきんを身にまとったKKKのメンバーたちが、炎に包まれた巨大な十字架に両手を高々と掲げて祈りを捧げる、見るからにヤバそうな映像から幕を開ける。そんな組織への潜入を宣言する黒人刑事ロンに、失笑する同僚刑事だったが、不可能な作戦を可能にするある秘策が隠されていた…。

名優デンゼル・ワシントンの息子ジョン・デヴィッド・ワシントンが主人公のロンを演じ、コンビを組む白人刑事フィリップ・ジマーマン役には「スター・ウォーズ」シリーズ新3部作のアダム・ドライバー。さらに『セッション』(16)のジェイソン・ブラムと『ゲット・アウト』(17)のジョーダン・ビールが製作に携わる豪華布陣の本作。

あわせて解禁されたティザービジュアルには、白と黒で描かれた星条旗の中心に主人公ロンの姿。危険と隣り合わせの潜入捜査に挑む彼が直面する、KKKの目的は一体何なのか?そして無事に潜入捜査は成功するのか…!?日本公開の瞬間を楽しみに待ちたい。

文/久保田 和馬

関連作品