「ドラゴンボール」レジェンド声優4人が集結!野沢雅子「最近のフリーザさんは、ちょっといい人(笑)」
ズバリ!「ドラゴンボール」とは?
――ご自身のこれまでのキャリアにおいて、「ドラゴンボール」という作品はどんな位置付けですか?
野沢「体の一部みたいな感じでしょうか。演じている期間も長いですし、もう悟空が私の中にいるみたい」
堀川「僕にとってはやっぱり“金字塔”かな。ベジータという役は、やりたいといってやらせてもらえるものでもないし、この役に選んでもらったこと、このキャストと一緒にできたこと、その巡り合わせがとても幸福なものだなと思います」
中尾「僕もそう、宝物ですね。いま、こんな豪華なメンバーで一緒に作品づくりができるチャンスなんてめったにないから。大切に思っています」
島田「僕自身、ブロリーを演じる機会は少ないですが、このシリーズは収録に行くのが毎回とても楽しみなんです。やっぱり野沢さんという存在は大きいですよ。スタジオの空気感も何もかもを変えてしまう、“座長”ですね」
――やっぱり、「悟空といえば野沢さん」ですね。
野沢「そこまで思ってもらえるのは本当にうれしいことですね。でも私にとっては、悟空がそこに立てるのは皆さんが立たせてくださっているから。私一人で頑張っても、作品は作れません。皆さんと一緒だからこそ、いい作品ができるんです。これからもそうやって皆で一緒に、『ドラゴンボール』シリーズを作り続けていけたらと思います」
取材・文/藤堂真衣
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