正反対な2人の“ズレ”に笑って泣ける!『グリーンブック』場面写真が一挙解禁

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正反対な2人の“ズレ”に笑って泣ける!『グリーンブック』場面写真が一挙解禁

過去6年連続でアカデミー賞作品賞ノミネート作を輩出し“アカデミー賞に最も近い前哨戦”といわれるトロント国際映画祭の観客賞を受賞し、第76回ゴールデン・グローブ賞でも主要5部門にノミネートされるなど賞レースを快走中の『グリーンブック』(2019年3月1日公開)。このたび本作の場面写真が一挙に解禁された。

本作は、プロデューサーを務めるニック・バレロンガが父であるトニー・リップから聞いた人種を超えた友情の物語を映画化した実話。人種差別が色濃い1962年、粗暴で無教養なトニーは、インテリな黒人天才ピアニストのドクター・シャーリーの運転手兼用心棒として雇われ、当時黒人が安全に旅をするために欠かせなかったガイドブック<グリーンブック>を頼りに、差別と偏見が根強い南部へとツアーをはじめる。

このたび到着した場面写真は、トニーのあまりにも拙い妻への手紙を見かねたシャーリーが、ロマンティックなラブレターを指南するシーンや、ツアーへと旅立つトニーを見送る妻ドロレスとのツーショットなど、すでに解禁されているポスターに使われているシーンを含めて全部で7枚。

他にもヴィゴ・モーテンセン演じるトニーが稼いだ小銭を手に微笑む姿や、マハーシャラ・アリ演じるカーネギーホールで貴族のような生活を送るシャーリーの姿など、2人の正反対さを象徴する写真も。はたしてこの2人が波乱万丈な旅路の中で、どのように友情を築き上げていくのか期待が膨らむ。

『メリーに首ったけ』(98)で知られるコメディ映画の名手ファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリーが単独でメガホンをとったことでも話題を集めている本作。ユニークなやり取りの中に込められた、現代にも残る人種差別への問題提起、そして時代や人種をも超える普遍的な友情。きっと誰もが心打たれ、爽やかな感動を味わうことになるだろう。

文/久保田 和馬

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