2018年も癒された!“猫映画”を写真と共に振り返る【画像22点】
近年の動物タレント界の主役に君臨している“猫”。今年もそんな「猫ブーム」の勢いは、まだまだ衰えそうもなく、猫たちが出演している映画が多数公開された。今回はそんな観るものに癒しを与えてくれた、彼らの活躍を振り返っていきたい。
ユニークな心情描写も。観るものを癒してくれた猫ちゃんたち
まずは、本物の猫が出演している実写映画からご紹介。有川浩の人気小説を映画化した『旅猫リポート』は、ある事情から飼い猫であるナナを手放すことになった青年とナナが新たな飼い主を見つけるまでの旅路を描いたロードムービー。声優としても定評のある高畑充希が猫の心の声を務めたことでも話題を集めた。ツンデレな猫になりきった彼女の表現力もさることながら、猫のナナの演技も見事で、主人公に甘えたと思えば、彼以外には敵意をむき出しで噛み付こうとしたり、別れの際には去っていく主人公の車を窓際でジーっと見つめるせつない顔を見せたりと、豊かな表情で感動を誘った。
猫の心情描写という点では、『猫は抱くもの』も触れておきたい作品。『グーグーだって猫である』(08)の犬童一心が監督を務め、自分を人間だと思い込んでいる猫の良男と彼をかわいがる元アイドルの女性の関係を描いたドラマ。劇中には柄も種類も様々に異なる個性豊かな猫が登場していたが、本作はそんな彼らの心情を、擬人化という手段で表現。良男を演じた吉沢亮をはじめ、コムアイなど、有名人のキュートな猫っぷりも話題を集めた。
猫に囲まれながら、相談にのってもらえるという風変わりな猫カフェを舞台に、4つストーリーが紡がれるオムニバス『猫カフェ』には、なんと総勢24匹もの猫が登場。人が悲しそうにしていたら気にかけたり寄ってきたり、元気になったとわかればプイッと、どこかへ行ってしまったりする、自由気ままな猫の愛らしさに加え、並んで食事を食べたりと、猫カフェならではの風景が詰まっており、鑑賞後、思わずその足で猫カフェに出向いたという人もいるのではないのだろうか。