アベンジャーズの救世主!? 19年のMCUは“キャプテン・マーベル”に注目!
『アイアンマン』(08)から昨年公開された『アントマン&ワスプ』まで20作品の世界累計興収が驚異の175億3000万ドルを突破したマーベル・シネマティック・ユニバースの最新作にして、マーベル初の女性ヒーロー単独主演作『キャプテン・マーベル』が3月15日(金)より公開。どうやら本作の主人公“キャプテン・マーベル”こそ、絶体絶命の状況に陥ったアベンジャーズを救う“最後の頼みの綱”となるようだ。
世界中にかつてないほどの衝撃を与えた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)。最強ヒーローチームのアベンジャーズは、最凶最悪の敵サノスによって壊滅状態に陥ってしまう。そんななか、元S.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリーは小型の通信機を使い、誰かに信号を送っていた。その通信機に表示されていたのは、赤と青にゴールドの星とラインが施された、キャプテン・マーベルのマーク。
危機的状況を察知したフューリーが、最後の頼みの綱としてキャプテン・マーベルに連絡を取ったと考えて間違いない。本作では95年のロサンゼルスを舞台に、驚異的な力を持つキャプテン・マーベルが若き日のフューリーと出会い、正体不明の敵に立ち向かっていく姿が描き出される。もしかすると、2人が非常事態に連絡を取れるような関係性を築くまでのエピソードが明らかになるのかもしれない。
また本作の予告映像の中で描かれるフューリーとキャプテン・マーベルのやり取りから、彼女は地球でなく他の星にいる可能性が大いに考えられる。先日解禁された最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』(4月26日日米同時公開)の予告編では、宇宙空間に取り残され満身創痍なアイアンマンが映しだされたが、彼の救世主となるのはキャプテン・マーベルなのだろうか…?
アベンジャーズ誕生のきっかけが描き出される本作は、それと同時に最新作の重要な伏線となることだろう。彼女の持つ驚異的な能力とはなんなのか?そして、なぜアベンジャーズが結成されることになるのか…。本作をとくと目に焼き付けて、2019年最大の注目作である『アベンジャーズ/エンドゲーム』に臨んでほしい!
文/久保田 和馬