釜山国際映画祭で『オカンの嫁入り』大竹しのぶが「韓国ドラマが大好き」と明かす

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釜山国際映画祭で『オカンの嫁入り』大竹しのぶが「韓国ドラマが大好き」と明かす

第15回釜山国際映画祭の「A Window on Asian Cinema部門」に『オカンの嫁入り』(公開中)が出品され、10月12日に上映された。上映に先立ち、出演者の宮崎あおい、大竹しのぶ、呉美保監督が舞台挨拶を行った。

今回初めて同映画祭に参加した宮崎と大竹。韓国を訪れるのは久しぶりだという宮崎は、「食べ物もおいしく、みなさんにこうして温かく迎えていただいて、来られて本当に嬉しいです」と喜びを語った。一方、大竹は「胸に残るセリフや共感できるセリフがたくさんあるので、韓国ドラマが大好きです。たくさん見ています」と自身のプライベートを明かし、司会者から「日本を代表する実力派俳優」と紹介されると「私はお芝居が大好きなんです」と照れる一幕も。

『ヴァージン・スノー 初雪の恋』(06)でイ・ジュンギと共演した経験がある宮崎。共演したことについて、「言葉は違うけれど、良い作品を作りたいという思いは共通なので、彼や監督、スタッフと意思疎通が取れるように、お互いの言葉を勉強したいと強く思いました」と、当時の想いを語った。また「この作品では、現場でディスカッションを数多く重ねました。監督とも何でも遠慮せずにぶつけられました。この作品を見て、家族と一緒にいることは当たり前のことのようだけれど、実は素晴らしい奇跡なのだということを感じてもらえたら」とメッセージを送った。

デビュー作『酒井家のしあわせ』(06)に続いての招待となった呉監督は、「2回目の釜山国際映画祭に来られて嬉しいです」と感激。「『酒井家のしあわせ』に続いて、家族を描く作品となりましたが、色々な人を見て、その人のバックグラウンドを考えたり想像することが好きなので、“家族”は、これからも描き続けていきたいテーマです。私の中では、ソウルは東京、釜山は大阪というイメージがあるので、大阪が舞台の『オカンの嫁入り』が釜山の人に共感してもらえるいいな」とコメントした。【MovieWalker】

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