マイケル、プリンス、ホイットニー…名画と名曲の素敵な関係【心に残る平成の映画 教えてください】
全米No.1ヒット対決
紅:「オールウェイズ・ラヴ・ユー」
『ボディガード』(92)より。80年代を代表する人気歌手ホイットニー・ヒューストンが歌姫役を演じたケヴィン・コスナー共演作の主題歌で、劇中で熱唱したことで彼女の代表曲に。カントリー歌手ドリー・パートンのカバーなのだが、もはや本家越えの知名度を誇るメガ・ヒット曲となった。
白:「バットダンス」
『バットマン』(89)より。ティム・バートン監督による映画版『バットマン』に合わせて、天才プリンスが書き下ろしたファンキーなナンバー。MVではバットマンが登場し、全米No.1の大ヒットとなったが、実は映画では未使用というオチ。安田成美の「風の谷のナウシカ」と同じだ。
ジャクソン兄妹対決
紅:「ダズント・リアリー・マター」
『ナッティ・プロフェッサー2/クランプ家の面々』(00)より。エディ・マーフィがおデブな大家族の全員をひとりで演じるコメディのヒロイン役として、ポップス界からジャネット・ジャクソンが参戦。内容はホントにくだらないが、ジャネットの主題歌が付いたおかげでオシャレ感まで加味。主題歌ってすごい!
白:「ウィル・ユー・ビー・ゼア」
『フリー・ウィリー』(93)より。孤独な少年とシャチの友情を描いたファミリー・ムービーに、キング・オブ・ポップことマイケル・ジャクソンが主題歌を提供。マイケルが相当スピリチュアルに走った楽曲だけに、自然保護的なテーマとの相性がいい。2作目の主題歌もマイケル。
愛のテーマ対決
紅:「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(~タイタニック・愛のテーマ~)」
『タイタニック』(97)より。セリーヌ・ディオンの超絶歌唱力と、音楽担当のジェームズ・ホーナーがつくった映画のメイン・テーマをベースにしたダイナミックなアレンジがウケて世界中でバカ売れ。船の先端で“タイタニックごっこ”をする人々も続出した。映画主題歌史上でも屈指の大ヒット曲。
白:「ミス・ア・シング(アルマゲドン 愛のテーマ)」
『アルマゲドン』(98)より。死と隣り合わせの危険なミッションに挑む男たちの勇気を謳ったエアロスミスの主題歌が“泣きパニ”映画の象徴に。ボーカルのスティーヴン・タイラーの娘リヴがヒロイン役。冴木杏奈がAN名義で歌った日本語カバーは直球で「アルマゲドン 愛のテーマ」がメイン題でした。
文/サードアイ 構成/「DVD&動画配信でーた」編集部
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