ディズニーアニメの金字塔が“超実写版”として蘇る!『ライオン・キング』8月公開
94年の全米公開当時『スター・ウォーズ』(77)と『E.T.』(82)に次ぐ全米歴代3位の興行収入を叩きだし、25年経ったいまでも破られていないディズニー・アニメーション史上No. 1の全世界観客動員数を記録した不朽の名作を、満を持して実写映画化した『ライオン・キング』の日本公開日が8月9日(金)に決定した。
第52回ゴールデン・グローブ賞ではアニメーション映画として史上2本目の最優秀作品賞(ミュージカル/コメディ部門)を受賞し、第67回アカデミー賞では歌曲賞と作曲賞の2冠に輝いたアニメーション版。その後ミュージカル化されロングランヒットすると、あらゆる興行作品で史上最高となる全世界興行収入62億ドルを記録。日本でも98年末の初演以来ロングランを重ね、日本の演劇史上No. 1の観客動員数を更新し続けている。
今回の実写版でメガホンをとるのは、マーベル・コミックスのヒーローたちが同じ世界観を共有する大ヒットシリーズMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の1作目『アイアンマン』(08)や、同じくディズニーの名作アニメを実写化した『ジャングル・ブック』(16)などを手掛けたジョン・ファヴロー監督。
そして主人公シンバの声を、昨年公開された『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(18)でのランド・カルリジアン役が記憶に新しいドナルド・グローヴァー。また、その幼なじみでメスライオンのナラ役には久々の映画出演となる世界的歌姫のビヨンセ。グラミー賞を受賞している2人が歌い上げる、劇中のミュージカルナンバーにも期待が高まるところ。
雄大なアフリカの大地を舞台に描かれる、一匹の子ライオンの成長物語。時代や世代を超えて愛されてきた物語が、さらに進化をとげ、実写もアニメーションも凌駕する“超実写版”として現代に蘇る。今夏の公開を楽しみに待ちつつ、続報に期待したい!
文/久保田 和馬