山崎賢人「パワーもらった」吉沢亮は“キング級の美しさ”ほめられ照れ笑い!
累計発行部数3800万部を越える人気漫画を実写映画化する『キングダム』(4月19日公開)のワールドプレミア舞台挨拶が3月27日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、山崎賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、満島真之介、髙嶋政宏、要潤、大沢たかお、佐藤信介監督、原作者の原泰久が登壇。山崎が「作品からすごくパワーをもらった」と本作から受けた刺激を語った。
本作は中国春秋戦国時代を舞台に、大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年、信と、中華統一を目指す若き王、嬴政(えいせい/後の秦の始皇帝)の姿を壮大なスケールで描く、原泰久の漫画「キングダム」を実写映画化する歴史エンタテインメント大作。
主人公の信を演じた山崎は「全シーンに全精力をかけてやらせていただいた。どこも見どころ」と充実の表情。「作品からすごくパワーをもらった。どれだけ過酷な状況もパワーに変えられるというくらい、幸せな時間だった」と貴重な経験となったことを明かしていた。
嬴政役の吉沢は「役者の皆さんの目力」を注目ポイントとして挙げ、「目力から、うちに燃えている炎のようなものが見えてくるシーンがたくさんある」と熱っぽく告白。壁役の満島は「映画を観て思ったのは、みんなが美しいということ。こんなに美しい人たちのなかにいれたと思うと、幸せ」と切り出し、「特訓しただけあって、賢人くんのアクションがかっこいい!そして顔が美しいと言ったら、吉沢亮。王たる美しさ。なんだこれ!と。お母さんに会ってみたいよ。女性たちも美しいし、目の保養」と語り、会場の笑いを誘っていた。
また原作でも絶大な人気を誇る王騎役を演じた大沢は「キャストたちが、ここにいる姿とはまったく別人の姿として飛びだしてくる。衝撃を受けた。自分が知っている役者さんとは、別人の姿だった。キャラクターとして存在していた。そういう作品って、日本ではあまり見たことがない」と役者陣の熱演に感嘆。そう語る大沢の存在感に圧倒されたというのが吉沢で、「王騎の体格やオーラ、説得力がすごすぎた。同じ人間なのかわからないくらい『すごい人がいる!』という感じが、全身から出ていた。王騎と対峙したことによって、そこで生まれる緊張感や責任感など、政を演じるうえでものすごくためになった」としみじみと語っていた。
取材・文/成田 おり枝