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「ティナとなら心中できる」蜷川実花監督『Diner ダイナー』に玉城ティナが参戦!

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「ティナとなら心中できる」蜷川実花監督『Diner ダイナー』に玉城ティナが参戦!

第13回大藪春彦賞を受賞した平山夢明の同名小説を、藤原竜也主演・蜷川実花監督の強力タッグで映画化した『Diner ダイナー』が7月5日(金)から公開される。先日豪華俳優陣が“殺し屋”役として参戦することが発表された本作から予告映像とポスタービジュアルが解禁され、物語のカギを握る少女、オオバカナコ役を玉城ティナが演じることが明らかになった。

予告映像の中では、これまで謎のベールに包まれていた殺し屋たちの配役とビジュアルも明らかに。窪田正孝演じる孤高の殺し屋、スキンが豪快にマシンガンをぶっ放し、本郷奏多演じるサイコキラーのキッドは返り血を浴びながら鉛筆を突き刺す。さらに小栗旬演じるマテバはクワガタを口に運び、土屋アンナ演じるマリア、真矢みき演じる無礼図、奥田瑛二演じるコフィらが一堂に会す一触即発の“晩餐”の様子も。

また、武田真治演じるブロや斎藤工演じるカウボーイ、佐藤江梨子演じるディーディー、金子ノブアキ演じるブタ男などぶっ飛んだ殺し屋たちの姿も初お目見え。そんな超個性的な面々に負けず劣らず、藤原演じるボンベロも華麗なアクションを披露。返り血を浴びた純白のコックコートを着て、包丁を手に鋭い眼光で闊歩するボンベロ。前代未聞の殺し合いゲームの始まりを予感させる映像に仕上がっている。

そして、日給30万円の怪しいアルバイトに手を出したばかりに売り飛ばされ、ウェイトレスとしてボンベロに買われるオオバカナコ役に抜擢された玉城は、宙吊り&水浸しの体当たり演技を披露。蜷川監督は「ティナとなら心中できる!」と宣言してプロデューサー陣を説得したとのことで「原作よりも若いカナコを作り上げることで、若い世代からも共感が得られるようにしたかった」と起用の理由を明かす。

『さくらん』(07)では土屋アンナを、『ヘルタースケルター』(12)では沢尻エリカと水原希子を鮮烈に映し出した蜷川監督。「不安もありましたが蜷川監督を信じ、藤原さんの背中を追いかけて、カナコとしての日々を駆け抜けました」と撮影を振り返った玉城が、本作で蜷川監督とどのような化学反応を起こしているのか。期待はふくらむばかりだ。

文/久保田 和馬

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