「スター・ウォーズの日」にファン集結!チューバッカへの愛と感謝あふれる
5月4日(May the 4th)は、SF映画の金字塔「スター・ウォーズ」シリーズの名言「May the Force be with you.(フォースと共にあらんことを。)」にちなみ制定された「スター・ウォーズの日」。東京・六本木ヒルズアリーナでは「“STAR WARS DAY” TOKYO2019」が開催され、ステージイベントに☆Taku Takahashi(m-flo)、EXILE MAKIDAIが登壇。午後5時04分に合わせてカウントダウンを実施し、「フォースと共にあらんことを!」との掛け声で、ファンと一緒に「スター・ウォーズの日」をお祝いした。
1977年にシリーズ1作目が全米で公開されてから、今年で42年。全世界を魅了し続けている「スター・ウォーズ」シリーズの最新作であり、9部作の完結編となる『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)』が12月20日公開となる。「スター・ウォーズの日」のカウントダウン後には、「あと229日」の表示と共に最新作公開に向けてカウンターが進み始めた。
この日はコスプレに身を包んだ人をはじめ、大人から子どもまで幅広い世代の「スター・ウォーズ」ファンが駆けつけ、大賑わい。カンティーナバンドによる演奏とともにDJプレイを披露した☆Taku Takahashiは、先月30日に74歳で亡くなったチューバッカ役の俳優、ピーター・メイヒューを偲んでチューバッカの鳴き声を響かせ、大きな拍手を浴びていた。
また会場には、ピーター・メイヒューに向けたメッセージボードも設置された。ピーター・メイヒューは、シリーズ1作目でハリソン・フォード演じるハン・ソロの相棒で伝説のウーキーの戦士、チューバッカ役に抜てきされてから、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)まで7作品に出演。38年間にわたって、チューバッカを演じてきた。メッセージボードには「チューバッカありがとう」「チューバッカ大好き」「あなたからチューイが生まれた」と隙間もないほどに感謝と愛の言葉がつづられるなど、追悼の意を表す人が列をなしていた。
いよいよ今年は『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)』が公開となるが、カイロ・レン、TFAトルーパーと登場したMAKIDAIは「テンション上がっちゃって。出る前に写真撮ってもらった」とファン心理をあふれさせ、「子どものころに触れてから、いろいろな夢を見させていただいた。大きな世界観のなかに家族の物語や温かさを感じられて、時代を超えて家族でつながれるような作品」とシリーズの魅力を吐露。「いろいろと想像するのもシリーズの醍醐味」と完結編に期待も膨らんでいる様子で、☆Taku Takahashiも「タイトルに“スカイウォーカー”と入っているのはなぜなのか」と興味津々。「今年は『クローン・ウォーズ』も復活して、『ザ・マンダロリアン』もある。その締めくくりが12月。ファンにとってうれしい年」と熱を込めていた。
取材・文/成田 おり枝