『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降のMCUはどうなる?ラインナップを総まとめ!

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降のMCUはどうなる?ラインナップを総まとめ!

これから公開が予想されるMCU作品をリストアップ!
これから公開が予想されるMCU作品をリストアップ!

※以下の記事は『アベンジャーズ/エンドゲーム』の物語の核心に触れる内容を含みます。鑑賞前の方はご注意ください。

世界の興行収入が5月12日までに約24億8000万ドル(約2700億円)を記録し、センセーションを引き起こしている『アベンジャーズ/エンドゲーム』だが、本作を鑑賞したファンは既に「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)の今後が気になっているはずだ。そもそもロバート・ダウニーJr.や、クリス・エヴァンスの卒業作品である『エンドゲーム』こそが、フェイズ3の最終作だと思っている人もいるようだが、実は今年の夏に公開を控える『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が正式なフェイズ3最後の作品となる。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、友達と夏休みにヨーロッパ旅行に行ったピーター・パーカーが、ニック・フューリーに説得されて悪と戦うチームに参戦する、という内容だ。出演はお馴染みピーター・パーカー役のトム・ホランドや、MJ役のゼンデイヤ、ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンに加え、ミステリオ役でジェイク・ギレンホールが登場する。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観たファンにとっては、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の設定は時系列のいったいどこに当てはまるか、気になるはずだ。米Comicbook.comの記事によると、本作は『エンドゲーム』の内容に沿ってサノスの襲撃で消滅した人々が蘇る「5年のタイムジャンプ」の後の設定になっているそうだ。同記事でジョー・ルッソ監督は、「幸運にもサノスのスナップによる消滅を免れた人々は、蘇った人たちよりも5歳年上だ。『エンドゲーム』の最後でスパイダーマンが親友と感動の再会をした理由は、彼らもまたスパイダーマンのように消滅してしまっていたからだ。もちろん消滅しなかった同級生たちは、既に高校を卒業して今は大学にいるかもしれない。」と語っている。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の日本公開は、6月28日(金)を予定しており、世界最速となる。

ミステリオ役でジェイク・ギレンホールが参戦
ミステリオ役でジェイク・ギレンホールが参戦

また、米国時間5月7日、米ウォルト・ディズニー・カンパニーは同スタジオの今後の公開スケジュールを発表した。その内容によると、次なるMCUの映画は2020年5月1日公開で、それからは1年間に3本ずつMCUの新作映画を公開していく予定だそうだ。2020年5月1日公開のフェイズ4の幕開け作品として最有力なのは、スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウの単独映画だ。本作はブラック・ウィドウが初登場した『アイアンマン2』(10)の前の、2000年初頭を舞台にしたプリクエル(前日譚)になると言われている。つまりはナターシャがアベンジャーズに加わる前のKGBのスパイ時代、またはS.H.I.E.L.D.のエージェントとして活躍していた頃が描かれるのだろう。米バラエティのリポーターが報じた情報によると、ディズニーは本作の監督選抜のために、65人もの候補と面接をしたのだという。結果『さよなら、アドルフ』(12)のケイト・ショートランドが、メガホンを取ることが決定した。本作はスカーレット・ヨハンソンに並んで、フローレンス・ピュー、レイチェル・ワイズやデヴィッド・ハーバーらが出演し、撮影は今年6月にロンドンで開始される予定だ。

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