【ネタバレ注意】アイアンマンとスパイダーマンが共に歩んだ9年間…師弟を超えた絆に注目!
※以下の記事は『アベンジャーズ/エンドゲーム』の物語の核心に触れる内容を含みます。鑑賞前の方はご注意ください。
公開からわずか11日間で全世界興収20億ドルを稼ぎ出し『タイタニック』(97)の記録をあっさりと更新。その後も勢いは止まる所を知らず、10年間にわたり全世界映画興収のトップに君臨し続けた『アバター』(09)をすでに射程圏内に収めるなど、世界規模の社会現象を巻き起こしている『アベンジャーズ/エンドゲーム』(公開中)。日本でも週末動員ランキングで初登場1位を獲得し、興行収入45億円を超える大ヒットを記録中だ。
すでに作品を鑑賞したファンからは、これまで11年間にわたって描きだされてきたアベンジャーズのヒーローたちへの労いの言葉とともに大絶賛のコメントが続出。そんななかで、最も多くのファンから感謝を寄せられているヒーローはアイアンマンで間違いないだろう。思い返してみれば、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の歴史は『アイアンマン』(08)から始まり、大金持ちで天才、自己中心的でありながらも努力家のトニー・スタークと共に歩んできたと言ってもいいくらいだ。
前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、惑星タイタンを舞台にサノスと死闘を繰り広げるも力及ばず、全世界の生命の半分が消滅。トニーは惑星タイタンに取り残されることとなった。そして本作で地球に帰還を果たすことができたトニーはヒーローから退き、最愛のパートナー、ペッパー・ポッツとの間に授かった娘と3人で穏やかな生活を送ることに。そんな彼の心に引っかかっていたのは、唯一師弟関係を築いてきたスパイダーマンことピーター・パーカーを失ったことだった。
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トニーとピーターの出会い、そしてアイアンマンが遺したものとは…?
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