あの名ゼリフが再び…!?ハリウッド版「ゴジラ」最新作に『シン・ゴジラ』メンバーが参戦

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あの名ゼリフが再び…!?ハリウッド版「ゴジラ」最新作に『シン・ゴジラ』メンバーが参戦

1954年の第1作公開から今年で65年。シリーズ累計観客動員数が日本国内だけで1億人を突破している国民的アイコン「ゴジラ」。そのハリウッド版最新作となる『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』がいよいよ5月31日(金)から公開される。このたび、本作の日本語吹替版に『シン・ゴジラ』(16)で大活躍したメンバーが参加していることが明らかになった。

2016年に「日本が製作するまったく新しいゴジラ」として世界100か国以上で上映され、国内興行収入はシリーズ最高の82.5億円を記録した『シン・ゴジラ』。東京湾に突如として出現し都市部に上陸を果たした巨大不明生物“ゴジラ”に対処するため奔走する人々の姿を総勢328名のキャストと圧倒的な情報量の中で描き出した同作は、多くの映画ファンから大絶賛を集め社会現象を巻き起こした。

そんな同作で長谷川博己演じる主人公の矢口蘭堂の頼みを受け、巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)のメンバー集めに奔走する保守第一党政調副会長の泉修一役を演じた松尾諭。そして巨災対メンバーで国土交通省危機管理・運輸安全政策審議官の竹尾保役を演じた小松利昌、同じく巨災対のメンバーで血液凝固剤作成のために奔走した経済産業省製造産業局調の町田一晃役を演じた吉田ウーロン太。彼ら3名がハリウッド版の吹替えキャストとして参加することに。

松尾が演じるのは渡辺謙演じる芹沢博士が所属するモナーク機関の主要戦闘員バーンズ。これが吹替えに初挑戦となる松尾は「初の吹替えで恐れ多くもこんな大役で、まったく落ち着けませんでしたが、あのセリフはしっかりと言わされ…いや、言っときました(笑)」と、『シン・ゴジラ』の名ゼリフ「まずは、君が落ち着け!」が本作でも登場することをほのめかすコメント。また小松はバーンズの相棒的な存在であるマルティネスを、吉田はモナーク機関とは異なる目的で行動する、ある組織の一員であるウィストン伍長を演じている。

前作『GODZILLA ゴジラ』から5年後の世界を舞台に、復活した神話時代の怪獣たちとゴジラとの壮絶な戦いと、それによって引き起こされる世界の破滅を阻止するために奔走する、モナーク機関の活躍を描きだした本作。ゴジラと戦った経験のある彼ら3人が、すでに吹替えキャストとして発表されている芦田愛菜や田中圭、木村佳乃らと共にどんな活躍を見せてくれるのか大いに期待したい!

文/久保田 和馬

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