佐伯の物語が佳境へと突入!…話題のWOWOWドラマ「悪党」、第5話のあらすじは?
オリジナルという強みを活かし、骨太で見ごたえのあるドラマを数多く生みだしてきたWOWOW。その最新作で、瀬々敬久監督が薬丸岳の小説を映像化した「連続ドラマW 悪党 ~加害者追跡調査~」が、現在放送中だ。探偵・佐伯(東出昌大)の過去に関する新事実が明らかになった第4話を振り返り、気になる第5話のあらすじをチェックしよう。
第4話。姉殺しの犯人、田所(三浦誠己)の前に現れた同じく犯人の寺田(山中崇)の調査を進める佐伯は、彼の部屋を盗聴すると、姉の事件映像があることを知り、復讐心を募らせていく。怒りに狂う佐伯を心配したはるか(新川優愛)は、その映像を盗み出そうと単独で寺田の部屋を訪れるが、意図がバレ、寺田に襲われてしまう。一方、事務所には過去に弁護した加害者の今を知りたいという鈴本(柄本明)からの依頼が入ってくるが、この事件は、木暮(松重豊)が警察時代に担当したものであり、さらに、佐伯の姉の事件の主犯格・榎木(波岡一喜)の弁護も担当していたことが判明する。
寺田によるはるかへの暴行から物語が急転していく第5話。自らのせいで冬美(はるかの本名)に傷を負わせたことを深く後悔し、かえって深く彼女を愛するようになる佐伯だったが、冬美は自らの暗い過去を明かし、そのまま姿を消してしまう。怒りをひきずったままでは幸せになれないと思い詰めた佐伯は、一度、実家に帰ると、再会した父(益岡徹)から思いもよらぬ言葉をかけられ、ある決断をする。
一方、この暴行事件をきっかけに、田所と寺田の緊迫関係は、破滅的な終わりを迎えることになるが、木暮から残る主犯格・榎木の消息を知らされる佐伯。悩み苦しみながらもながらも、最後の試練に向き合っていくことに…。
いよいよ最終回に向け、物語が佳境へと突入していく第5話。佐伯はどのように過去と向き合っていくのだろうか?
文/トライワークス