酔わせて潰す?褒めて伸ばす?『ザ・ファブル』の女性キャラに学ぶ、クセメンの扱い方
岡田准一を主演に迎え、南勝久による人気漫画を映画化した『ザ・ファブル』がいよいよ6月21日(金)から公開となる。漫画の世界観そのままに、ブッ飛んだ男たちによるぶつかり合いが描かれる本作は、ハイペースに仕事をこなしすぎたことから「一年間、だれも殺すな」という命令を受けた凄腕の殺し屋、ファブル(岡田)が、大阪で一般人としての生活を送ろうとするも、裏社会の揉め事に巻き込まれてしまう物語。
福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕、佐藤浩市に佐藤二朗と、主役級のキャストたちが一癖も二癖もあるクセメンを演じていることも話題だが、彼らと渡り合う魅力的な女性キャラクターを演じているのが、木村文乃と山本美月だ。
試写会でひと足先に本作を観て、クセメンの扱い方を学んだ(!?)女性たちに、その魅力と、自身のモテテクまでを教えてもらった。
うざい男は門前払い!チャラい男は酔わせて潰す!?
主人公であるファブル(仮名:佐藤アキラ)の相棒であり、兄妹になりすまして一緒に休業生活を送るのが、木村文乃扮するヨウコ。殺しのスキルと抜群の記憶力を持ち、彼のドライバー役も兼ねるヨウコだが、ファブルが殺しの仕事をしている時も酒を飲んで時間を潰していたり、大阪生活でもあまりに暇でバーに入り浸ったりと、自由気ままでかなりの酒豪。バーでも持ち前の美貌から声をかけられまくり、男性の扱いもお手の物。
藤森慎吾扮する筋金入りのチャラ男が相手なら、「かっこいい〜」「お酒強い〜」と調子いい言葉をかけ、すかさず「カンパーイ」とハイペースで相手と一緒にテキーラをあおりまくって酔わせてしまう。なにやらウザそうな雰囲気の男に声をかけられれば「あたし強いから、やめといたほうがいいですよー?」と強気な言葉をふっかけて軽くあしらうなど、常に主導権を握り、上手いこと男を転がしていく勝気なスタイルだ。
そんな自由でクールなヨウコの女性像には「周りに流されないところがカッコよくて憧れる」(20代)、「休日に呑みまくるところに共感した!」(30代)などの憧れの目線と同時に、どこか親近感も感じるという声が多く寄せられた。
またファブルが一人で敵のもとに乗り込んでいく場面では、通信が途絶えた彼を心配して後を追うような人情派な部分もあり「仲間を大切にするところ、心配するところに共感した」(20代)、「正義感があって好き」(40代)などのコメントもあがっていた。キレッキレのアクションシーンも見せてくれるので、乞うご期待!