酔わせて潰す?褒めて伸ばす?『ザ・ファブル』の女性キャラに学ぶ、クセメンの扱い方
ズレまくりな男でも、素直に笑い、フツーに接するのが吉!
一方、アキラの初めてのバイト先であるデザイン事務所の同僚で、親の借金返済のために昼夜働くミサキ(山本美月)は、世間知らずなアキラに加えて、佐藤二朗扮するノリだけはいい脱力系の社長や、変態系デザイナーといったクセモノばかりを相手にしているせいか、変な男性の扱いに長けており、参考にしたい振る舞いを自然とやってのけている。
例えば、アキラが飲み屋で枝豆を皮ごと食べていたら「変だよー」と純粋に爆笑してみたり、アキラが描いたお世辞にも上手いとは言えない絵を見ても、決して下手とは言わず「こういうのもありだよ」と優しく肯定。さらに自分が弱っている時には周りを頼ったり、助けられたらお礼にご飯を奢ったりと、誰にでもごくごく普通に、素直に接していくスタイルで、アキラも自然と彼女を大切に思うにようになるのだ。
『ファブル』を観た女性たちに、モテテク&マイルールを聞いてみた!
自分のスタイルを貫きながらも、各者各様の個性が出た接し方で、上手に男たちを手玉に取っていくヨウコとミサキ。本作を観た女性陣に、「男性を惚れさせるテクを教えて!」と聞いてみると、
「一見、クールを装って興味なさそうに見せる」「背が低いのを活かして上目遣い」「とりあえず甘える、褒めまくる、おねだりする」「まずは笑顔!おもしろくないことを言っていても、ずっと笑う。そこから時々聞いていないフリをすると、結構食いついてくる」など、想像以上に、あざとかわいい回答が…。
一方、「大事にしているポリシーや、マイルール」を聞いてみると、「自分らしく、ブレずにありたい」「どんな環境でも、たとえ周りがみんなおとなしい格好でも、自分の”好き”を貫いてキラキラしている女の子でいたい!」「人の悪口を言わず、笑顔を絶やさないでいる人でありたい」「嘘はつかない、できないことは言わない、筋は通す!」など、アツいコメントが寄せられた。
クセの強い男性キャラにも負けない存在感を放っているヨウコとミサキの、テクニックと自然な振る舞いは、ぜひスクリーンで確認してみてほしい。
文/トライワークス