10周年の『サマーウォーズ』と『未来のミライ』が金ローで初の本編ノーカット放送!「サマウォ」記念ビジュアルも解禁
2006年公開の『時をかける少女』以降、監督した作品すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞したほか、最新作『未来のミライ』(18)では米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞にもノミネートされた細田守監督。国内外で高い評価を集める細田作品が、金曜ロードSHOW!で7月12日(金)から2週連続放送されることが決定。あわせて、“『サマーウォーズ』10周年”を記念した特別ビジュアルも解禁となった。
第1弾となる7月12日(金)は、細田守監督最新作『未来のミライ』を本編ノーカットで地上波初放送。世界各国で高い評価を得た本作は、4歳の甘えん坊の男の子くんちゃんが、未来からやってきた妹のミライちゃんに導かれ、時を超えた“家族の物語”へと旅立つ。家族の日常を描きながら、大きな時間の流れ、生命の循環といった、巨大なテーマにたどり着いた作品でもあり、ぜひ家族そろって楽しみたい。
第2弾の7月19日(金)は、細田守監督初のオリジナル作品として2009年に公開された『サマーウォーズ』。今回は公開10周年を記念して初の本編ノーカットで放送される。本作は、ちょっと気弱な男子高校生が、憧れの先輩とその大家族と共に、“絆”を武器に世界の危機に立ち向かう壮大な感動物語。物語の舞台となるネット上の仮想世界“OZ”は世界中に普及し、買い物やスポーツ観戦、行政手続きや医療データの管理などが行えるという設定だが、公開から10年を迎えたいま、まさに現実が近づいてきたと言える。2017年の放送では「#サマーウォーズ」がTwitter世界トレンドワード1位となるなど、放送の度に注目される作品だけに、早くも放送が待ちきれない!
2週連続放送について細田監督は「『未来のミライ』は世界中の皆さんに観ていただき、米国アカデミー賞にもノミネートされました。この作品の持つある種の“根源的なもの”というのは、世界中の皆さんにも感じてもらえたのだと思います。是非、皆さまでゆったりと楽しんでいただければと思います。『サマーウォーズ』は公開から10年が経ちましたが、今回は初の本編ノーカットということで、大変うれしく思っています。改めて皆さんにたっぷりと楽しんでいただければと思います」とコメント。
また今年は、スタジオ地図が「スタジオ地図2019 in Summer『サマーウォーズ』《UPDATE》」というテーマで、『サマーウォーズ』10周年のアニバーサリーイヤーを記念した様々なプロジェクトを用意。OZアバターデザインを担当した岡崎能士描き下ろしによる『サマーウォーズ』10周年ビジュアルも解禁となり、今後明かされていくプロジェクトにも一層の期待が高まる。
金曜ロードSHOW!は、データ放送による特別企画や、放送と連動する特別サイトなども用意しているそう。今年も、夏にピッタリの細田作品を皆で楽しもう!
文/編集部