ウッディとバズの名コンビ誕生、アンディの成長…「トイ・ストーリー」シリーズをおさらい<写真15点>
ピクサーの人気シリーズ最新作『トイ・ストーリー4』が、7月12日(金)より公開となる。
6月21日に公開された北米をはじめ全世界で大ヒットを記録している本作。ここ日本でも、「ムビチケ前売券(オンライン)」の販売枚数が4万5110枚(7月10日16時時点)で、史上最高販売枚数の記録を樹立。驚異的な販売記録は、現在大ヒットを記録している実写版『アラジン』(公開中)のほか、歴代1位の販売数を保持していた『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)の3万5989枚という記録をも塗り替えるもの。公開日の7月12日(金)を目前にして、「トイ・ストーリー」旋風の盛り上がりはさらに加速し続けている。
前作からは実に9年ぶりとなる新作で、1995年の1作目からは四半世紀近い年月が流れているこのシリーズを、いま改めて振り返っておきたい!
ウッディとバズの名コンビが誕生!
記念すべきピクサーの長編アニメーション1作目となった『トイ・ストーリー』は、劇場公開の長編映画として史上初のフルCGアニメーションという革命的な意味を持つ作品だ。
古めかしいカウボーイ人形のウッディは、少年アンディの一番のお気に入りのおもちゃで、他の様々なおもちゃと共にカウボーイごっこをして毎日のように遊んでもらっているが、彼らには大きな秘密が…。実は生きていて、アンディの知らないところで話をしたり、動き回ったりと自由に行動していたのだ。
アンディと仲間と共に楽しい日々を過ごしていたウッディだったが、アンディの誕生日に贈られた最新技術を搭載した宇宙ヒーローのおもちゃバズ・ライトイヤーに、アンディや仲間たちの心を奪われてしまう。さらにバズは自分のことを本物のスペースレンジャーだと思い込んでいる始末で、イライラを募らすウッディは、ひょんなことからバズと一緒に外の世界へ飛び出してしまうことに。なんとか我が家に戻ろうとする2人だったが、隣家の悪童シドに捕まってしまい…。
ウッディの出自に関する新たな仲間との出会い
前作から4年後の1999年に公開された『トイ・ストーリー2』。右肩の糸がほつれ、綿がはみ出してしまったことから、アンディにサマーキャンプに連れて行ってもらえず、悪夢を見るほど落ち込んでいたウッディ。ある日、不用品を売るガレージセールに手違いから並んでしまった彼は、おもちゃ屋の店主アルに盗みだされてしまう。
アルの店で自分が、かつて人気番組の主役キャラで、いまではプレミアがつくようなおもちゃであることを知ったウッディは、番組の仲間であったジェシーやプロスペクターと出会い、「アンディは大人になるが、博物館に行けば番組の仲間は一緒にいられる」と説得され、日本のおもちゃ博物館に送られることを決意する。
一方、バズたちはウッディを助けるために、アンディの部屋を飛び出し、アルのおもちゃ屋を目指した危険な冒険を繰り広げるが、様々な困難に阻まれることに…。
大きくなったアンディとの別れと新たな出会い
『トイ・ストーリー2』から実に11年の月日が流れた『トイ・ストーリー3』(10)は、前作でも言及された“子どもは大人になり、いずれおもちゃから去る”という宿命とも言えるテーマを描いており、アンディも17歳に成長している。
大学生になるアンディは、お気に入りのウッディを寮へと連れていき、バズなどの他のおもちゃは、屋根裏部屋へとしまうことに。しかしバズたちは、手違いからゴミに出されてしまい、ギリギリで難を逃れるも、託児所に寄付されることを決意する。家にとどまるように仲間を説得しようと同行していたウッディだが、彼らの決意の固さを知り一人託児所を後にすると、帰宅途中に4歳の女の子ボニーに拾われ、彼女との遊びで忘れていた喜びを思い出していく。
一方、バズたちは、乱暴な幼児たちの扱いに耐え兼ねアンディの家へと帰ろうとするも、おもちゃたちを支配するくまのぬいぐるみロッツォ・ハグベアによって阻まれてしまう。そんな託児所の真実をボニーの家のおもちゃから聞いたウッディは、仲間を救うべく冒険の旅へと飛び出し、そしてある決心をすることとなる…。
そして、最新作の『トイ・ストーリー4』では、アンディからボニーのもとへと贈られたウッディたちに加え、自分のことをゴミだと思い込むボニーお手製おもちゃのフォーキーが巻き起こす騒動が描かれていく。これまでシリーズを通し心揺さぶる様々な出会いや別れが綴られてきたが、最新作ではいかに?彼らの新たな冒険をしっかりと見守ってほしい。
文/トライワークス
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※発売・販売元はすべてウォルト・ディズニー・ジャパン