エルトン・ジョンの苦悩と孤独に涙…『ロケットマン』最新予告とポスターが到着
音楽界最高の栄誉であるグラミー賞を5度受賞し、「ローリング・ストーン」誌の“最も偉大なアーティスト100人”にも選ばれたロックミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を映画化した『ロケットマン』が8月23日(金)から公開される。このたび、日本オリジナルとなる最新予告映像とポスターが到着した。
主演は「キングスマン」シリーズのタロン・エガ-トン、監督を『ボヘミアン・ラプソディ』(18)のデクスター・フレッチャーが務める本作には、『リトル・ダンサー』(00)のジェイミー・ベル、「ジュラシック・ワールド」シリーズのブライス・ダラス・ハワード、『シンデレラ』(15)のリチャード・マッデンといった実力派キャストが集結。さらに、『キック・アス』(10)や『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)の監督であるマシュー・ヴォーンとエルトン・ジョン自身が製作として参加するなど、注目を集めている。
到着した予告映像では、タロン演じるエルトンの壮絶な人生の様子と、エルトンの名曲に合わせ歌い踊るミュージカルシーンが映しだされる。類まれなる音楽の才能を持ちながら、孤独を感じて育った少年が、自身の過去と名前を捨て、瞬く間にスターダムを駆け上がっていく姿と、本当に必要とする相手から愛を得られない辛い状況でも歌い続ける、エルトンの力強い生き様が、デクスター監督のファンタジックな演出で描かれていく。
そして、誰もが一度は耳にしたことのある「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」、「ロケット・マン」、「土曜の夜は僕の生きがい」、「クロコダイル・ロック」といった珠玉の名曲たちが映像を盛り立て、ますます期待が膨らむものとなっている。
先日行われた第72回カンヌ国際映画祭の公式上映では、4分間に及ぶスタンディングオベーションを受け、評論家のレビューを集計するサイト「Rotten Tomatoes」に寄せられた観客の支持率は87%という高評価を記録するなど絶賛を受けている本作。『ボヘミアン・ラプソディ』に次ぐ新たな音楽映画の傑作が生まれる予感に、盛り上がりは最高潮だ!
文/編集部