ウィル・スミスのクローンの作り方を大公開!『ジェミニマン』メイキング映像が解禁
現在興行収入104.2億円を突破と大ヒット中の『アラジン』(公開中)で、ジーニー役を演じていることも記憶に新しいウィル・スミスが主演を務める『ジェミニマン』が10月25日(金)から公開。このたび最新技術を用いた本作の撮影現場の様子を写したメイキング映像が解禁された。
本作は伝説の暗殺者ヘンリーが政府に依頼されたミッションを遂行中に何者かに襲撃されることから幕を開ける近未来アクション。自分の動きをすべて把握し、神出鬼没で絶対に殺せないと評される最強のターゲットを追い詰めたヘンリーは、その正体が秘密裏に作られた“若い自分自身”のクローンだと知り、さらに政府を巻き込んだ巨大な陰謀に巻き込まれていくことに。
このたび解禁されたメイキング映像では、最先端の3D技術によって20代の頃のウィル・スミスのクローン“ジュニア”が出来上がる工程が明らかに。2つの世代を演じ分け、自分自身との激しいアクションに挑戦したウィルは「これまで俳優として培った経験のおかげで、2つの世代を演じ分けることができた。23歳の頃では“ジュニア”を演じることはできなかったよ」とコメント。
本作を手掛けるのは、『ブロークバック・マウンテン』(05)でアジア人初のアカデミー賞監督賞に輝き、『ライフ・オブ・パイ/ トラと漂流した227日』(13)で同賞2度目の受賞を果たした名匠アン・リー監督。前作『ビリー・リンと永遠の一日』(16)に続いて1秒間120フレームでの撮影に挑み、最新鋭の3D技術を駆使したリー監督は「この2人のウィル・スミスは誰も見たことのないものだ」と自信を覗かせている。
さらに「バッドボーイズ」シリーズでウィルとタッグを組んできたジェリー・ブラッカイマーが製作を務め、メアリー・エリザベス・ウィンステッドやクライヴ・オーウェンら共演陣、そして『アバター』(09)などで知られるWETAデジタルが手掛けるVFX技術と、ハリウッドを代表するスタッフ・キャストが集結した本作。映画界に革命をもたらす未知の映像体験の到来が、いまから待ちきれない!
文/久保田 和馬