『君の名は。』に続き『天気の子』が興収100億円突破!『ライオン・キング』も圧倒的な強さを見せる
多くの人にとってお盆から続く夏休み連休の最後となった、8月17・18日の週末動員ランキング。世界中で大ヒットしている『ライオン・キング』が1位を獲得し、日本でもその強さを発揮。そして『天気の子』は、公開5週目にしてついに大台を突破した。
『天気の子』が『君の名は。』(16)以来3年ぶりに100億超えの快挙!
ついに公開から34日間、21日(水)までの累計で動員750万人、興収100億円を突破した『天気の子』。ランキングでは2位にランクインし、土日2日間で動員38万4000人、興収5億3300万円をあげた。歴代日本映画ランニングでトップ10入り、日本歴代興収でも『インデペンデンス・デイ』(96)、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(03)にも迫る33位に到達している。ちなみに同じ日本人監督による日本国内での2作連続の100億円突破は、実写も含め宮崎駿監督しかこれまで達成していない。
土日2日間で動員42万4000人、興収6億2800万円をあげ首位を獲得した『ライオン・キング』は、3連休でお盆休みでもあった先週土日と比較しても、動員比85.3%、興収比86.2%と落ちの少ない興行をキープ。公開10日にして早くも動員236万人、興収33億円を突破する好調ぶり。全世界では14億3500万ドルを超える、歴代9位という驚異的な大ヒットとなっている。そんな全世界に先駆け日本では、22日(木)から映画の上映と共に劇中音楽を生オーケストラで演奏する「『ライオン・キング』ライブ・オーケストラ」も開催。今後もますます盛り上がりを見せることだろう。
新作では『ダンスウィズミー』が唯一のランクイン!
3位以下も既存の作品が相変わらずの強さを発揮。3位には土日2日間で動員32万3000人、興収4億5000万円を記録し、累計では間もなく動員250万人、興収33億円の劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』がランクイン。4位の『トイ・ストーリー4』は土日2日間で動員20万人、興収2億6200万円という成績で、累計では動員679万人、興収87億円を突破。連休明け前の最後の週末ということもあり、どの映画も好成績を収めていたようだ。
そんななか、新作で唯一ランクインし、10位でスタートを切ったのが『ウォーターボーイズ』(01)『ハッピーフライト』(08)などで知られる矢口史靖監督の最新作『ダンスウィズミー』。本作は、音楽が聞こえるたびに、歌い踊ってしまう催眠術にかかったOLを三吉彩花が演じるミュージカル・コメディ。主演の三吉には「スタイルが良くてかっこいい」「歌とダンスがうまかった」「かわいすぎた」など、得意分野を活かした演技への称賛の声がSNS上で数多く上がっていた。
今週末には『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』、『ロケットマン』など注目作が封切られるが、この夏休み大作が並ぶランキングでどこまで食い込んでくるのか注目だ。
文/トライワークス
1位 ライオン・キング
2位 天気の子
3位 劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』
4位 トイ・ストーリー4
5位 ワイルド・スピード/スーパーコンボ
6位 ペット2
7 位 アルキメデスの大戦
8位 ミュウツーの逆襲 EVOLUTION
9位 ドラゴンクエスト ユア・ストーリー
10位 ダンスウィズミー
※興行通信社調べ