50周年の寅さんが、4Kで帰ってくる!『男はつらいよ』4Kデジタル修復版上映が開催決定<写真17点>
<上映作品ラインナップ>
第1作『男はつらいよ』(1969) マドンナ:光本幸子
寅さんが20年ぶりに故郷柴又に帰郷するが、妹さくらの縁談をぶちこわし、また旅の人となる。旅先の奈良で幼馴染み・冬子と再会した寅さんは、気さくな冬子に恋をする。
第2作『続 男はつらいよ』(1969) マドンナ:佐藤オリエ
帰郷した寅さんは胃けいれんで入院するが脱走し、無銭飲食で警察沙汰となる。居たたまれず向かった京都で恩師とその娘・夏子と再会し、恩師の薦めで生みの母に会いに行く。
第5作『男はつらいよ 望郷篇』(1970) マドンナ:長山藍子
浮草稼業に嫌気がさした寅さんは堅気を目指すが、就活はうまくいかない。流れ着いた先は浦安の豆腐店。そこのひとり娘・節子に惚れた寅さんは大ハリキリで労働に勤しむ。
第9作『男はつらいよ 柴又慕情』(1972) マドンナ:吉永小百合
旅先の福井で出会ったOL3人組のひとりで、どこか寂しげな高見歌子は小説家の父とのぎこちない関係に悩んでいた。そんな歌子が柴又を訪ね、寅さんはすっかり色めきたつ。
第11作『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』 マドンナ:浅丘ルリ子
北海道で旅回りの歌手・リリーと出会った寅さんは、地道に働こうとするが3日と持たずに柴又へ帰ってくる。そこへ偶然リリーが訪ねて来て、寅さんとの再会を喜び合う。
第13作『男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』(1974) マドンナ:吉永小百合
寅さんは津和野で歌子と再会するが、歌子の夫は他界していた。亡夫の実家で肩身の狭い思いをする歌子を励ます。やがて、人生の再出発をするために歌子が上京してきた。
第15作『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』(1975) マドンナ:浅丘ルリ子
家出中の兵藤とリリーと3人で旅を続けていた寅さんは、リリーとけんか別れする。柴又で再会したふたりは仲直り。さくらはリリーに寅さんのお嫁さんになってほしいと頼む。
第17作『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』(1976) マドンナ:太地喜和子
日本画の大家・池ノ内青観と旅先で再会した寅さん。そこで知り合った芸者ぼたんが、客にお金を騙し取られたと聞かされる。憤慨した寅さんはぼたんを救うために奮闘する。
第18作『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』(1976) マドンナ:京マチ子
寅さんは名家の令嬢で昔なじみの柳生綾に逢う。不幸な半生を送ってきた綾は入院生活から戻ってきたばかり。寅さんは懸命に励まし、一時は元気を取り戻したかに見えたが…
第25作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』(1980) マドンナ:浅丘ルリ子
リリーが倒れたと知り、那覇へ向かった寅さん。看病の甲斐あってリリーは回復。ふたりは間借りして同棲を始める。ある日、ふたりは大げんかをして、リリーは去ってしまう。
第27作『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』(1981) マドンナ:松坂慶子
瀬戸内海の小島で、墓参をするふみと知り合った寅さん。その後、大阪で芸者をしているふみと寅さんは再会。ふみは寅さんの勧めで生き別れの弟に逢いに行くが病死していた。
第32作『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』(1983) マドンナ:竹下景子
備中高梁を訪れた寅さんは寺の住職の娘・朋子に一目惚れし、寺に住み着いていた。ある日、法事でさくら夫婦と満男は岡山へ。法要で読経をしたのは、なんと寅さんだった。
第42作『男はつらいよ ぼくの伯父さん』(1989) マドンナ:檀ふみ・後藤久美子
浪人生になった満男は転校してしまった初恋の女性・及川泉への恋心を募らせていた。ひとめ会いたいとバイクを飛ばした満男は、泉の暮らす佐賀で寅さんと泉と再会する。
第43作『男はつらいよ 寅次郎の休日』(1990) マドンナ:夏木マリ・後藤久美子
泉が別居中の父を訪ねてくるが、彼は大分に移り住んでいた。泉から九州に行くと聞いた満男は思わず新幹線に飛び乗る。ふたりを追いかけて寅さんと泉の母・礼子も九州へ。
第48作『男はつらいよ 寅次郎紅の花』(1995) マドンナ:浅丘ルリ子・後藤久美子
満男はかつての恋人・泉の結婚式をメチャクチャにしてしまう。失意の満男は、たどり着いた奄美大島でリリーと出会う。リリーの家を訪れると夫婦同然に暮らす寅さんがいた。
文/編集部