ユアン・マクレガーとジャック・ニコルソンの姿が重なる…『ドクター・スリープ』特報と場面写真が解禁！

ホラー界の帝王スティーヴン・キング原作にして、ホラー映画の最高傑作と名高い『シャイニング』(80)。ユアン・マクレガー主演でその40年後を描いた『ドクター・スリープ』の日本公開日が、11月29日(金)に決定した。そしてこの度、本作の日本版特報と、前作『シャイニング』を彷彿させる場面写真が解禁となった。

40年前、雪山のホテルで狂った父親に殺されかけたダニー(ユアン)は、大人になったいまもトラウマを抱え、人を避けるかのように孤独に暮らしていた。しかし、児童ばかりを狙った不可解な連続殺人事件が起き、やがて、かつてのダニーのような特別な力を持つ、謎の少女と出会う。そして事件の謎を追うなかで、2人はあの惨劇が起きたホテルに辿り着くのだった…。

今回解禁された特報では、大人になったダニーがベッドで眠っていると、突如轟音とともに部屋の黒板に亀裂が生じる。ベッドから転がり落ちたダニーが鏡越しに見つけたのは、黒板に描かれた謎のメッセージ、“REDRUM”だった。戦慄の表情を浮かべるダニーから場面は切り替わり、不思議な力を持つ少女アブラがダニーに対し、「あなたも魔法が？」と無邪気に尋ねる。「魔法じゃない、“シャイニング”だ」とダニーが告げると、あの“呪われたホテル”で目にした不気味な双子の姉妹、大量の血が流れ出すエレベーターなどのフラッシュバックに加え、光る目の女など、本作で描かれるであろう新たな恐怖が映し出されていく。そして最後は、ジャック・ニコルソンが演じたかつての父親の姿さながらに、破壊されたドアから部屋を覗き込むダニーの姿で締めくくられる。

今回本作の監督と脚本を務めるのは、Netflixで配信されたキング原作の『ジェラルドのゲーム』(17)で監督を務めたマイク・フラナガンだ。幼い頃に壮絶な過去を体験したダニーを演じるユアンとタッグを組み、亡霊たちが巣食い、人を狂わせる呪われたホテルで起きる新たな恐怖をどのように描くのか。まだまだ謎の多い本作だが、待ちに待った伝説的ホラー映画の続編を、見逃さない手はないだろう！

文/編集部