『天気の子』が圧倒的強さでV2!『引っ越し大名!』『ワンハリ』…話題作も新登場!
夏の終わりも近づく8月31日・9月1日の週末動員ランキングは、“映画サービスデイ”も手伝って『天気の子』が2週連続の首位を獲得。いまなお他を寄せつけない、圧倒的な強さを見せた。
『天気の子』は先週以上の好成績!1位から4位まで順位変わらず
1位から4位までが、先週と全く同じ結果となったランキング。公開7週目ながら、土日2日間で動員34万7000人、興収4億1700万円をあげた1位の『天気の子』は、先週と比べて動員は113.7%という、ここにきてさらに勢いづく結果に。累計では、動員875万人、興収116億円を突破しており『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)を抜き、歴代23位に浮上。まだまだ記録を伸ばすことになりそうだ。
2位の『ライオン・キング』は、土日2日間で動員26万4000人、興収3億4400万円を記録。好調をキープし、累計では間もなく動員390万人、興収55億円に届く。3位の『劇場版おっさんずラブ −LOVE or DEAD−』は、土日2日間で動員20万5000人、興収2億5900万円をあげ、累計では動員92万人、興収12億円に到達した。土日2日間で動員20万人、興収2億5200万円をあげた4位の劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』は、累計で動員358万人、興収47億円を突破している。
史実をモチーフにした日米の新作がランクイン!
トップ10には初登場の3作品がランクイン。土日で19万9000人、興収2億3800万円をあげ、5位の『引っ越し大名!』は『超高速!参勤交代』シリーズの原作者である土橋章宏の時代小説を映画化。江戸時代に幕府から度重なる国替えを命じられた実在の大名、松平直矩のエピソードをモチーフとしている。
SNS上には、星野源や高橋一生といった人気絶頂の出演者の演技に関する声はもちろんのこと、天下三槍とされる越前松平家の家宝である御手杵についての言及もかなり多く見られ、近年の歴史ブームの影響も手伝って、好成績につながっているようだ。
6位には、クエンティン・タランティーノ監督の最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』がランクイン。2日間で動員17万人、興収2億2600万円という、タランティーノの前作『ヘイトフル・エイト』(16)と比べると興収面で476%を超す好スタートを切っている。女優シャロン・テート殺害事件を題材に1969年のハリウッドを描いている本作、最大の見せ場と言えるラストの展開には「予想を裏切られた」「泣いた」など好意的な感想がネット上に数多く見られた。
またほかの新作では、シリーズ累計850万部を突破する人気ライトノベルをアニメ映画化した『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』が、全国100スクリーンという公開規模ながら8位と健闘している。
文/トライワークス
1位 天気の子
2位 ライオン・キング
3位 劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~
4位 劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』
5位 引っ越し大名!
6位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
7位 トイ・ストーリー4
8位 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説
9位 ロケットマン
10位 ニノ国
※興行通信社調べ