麗しのマーゴット・ロビーは、天性のファッショニスタ

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麗しのマーゴット・ロビーは、天性のファッショニスタ

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の衣装デザイナー、アリアンヌ・フィリップスはマーゴット・ロビーの着こなしのセンスに驚いたという。'60sヴィンテージをアレンジしたミニスカートやベビードールドレスを、まるで私物のように着こなしてしまうからだ。

レッドカーペットでも、マーゴはオスカー デ ラ レンタのシフォンドレスや、シャネルのヴィンテージドレスで現れて、映画の魅力を服でアピール。白眉は、今年のカンヌ国際映画祭でお披露目した、胸元にバラをあしらったシャネルのベビードールトップと黒いスパンコールのパンツだ。

このファッション・アンバサダー的な立ち位置は、『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』の時も同じで、トーニャが着ていた白いファーのショートブルゾンやスポーツポンバーが、マーゴによって拡散されていった。

まるでファッションアイコンの鏡みたいな彼女だが、本人によると、子どものころから着こなしには定評があったとか。学校の食事会に出席するために、ワードローブから80年代に流行った古いスカートを見つけた彼女は、ウエストを胸まで引っ張り上げてドレスにし、太いベルトで縛って会場へ。友達から絶賛された記憶があるという。まさに、天性のファッショニスタなのですね。

文=清藤秀人【月刊シネコンウォーカー編集部】

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