是枝裕和監督最新作に宮本信子、宮崎あおい、佐々木みゆが集結!『真実』日本語吹替版の公開決定
<スタッフ キャストコメント>
●是枝裕和監督
「宮本さんの凛とした声と、背筋のピンとした佇まいは、まさにカトリーヌさんにぴったり重なると思いましたし、宮﨑さんは声のお仕事もご一緒させていただいたことがあるのですが、その繊細な表現力はもう、唯一無二だと思ってましたので、ビノシュさんとの年齢差は気になりませんでした。ダメ元で僕から提案したおふたりが、おふたりとも、思いがけずお引き受けいただけて、監督としてこんなに嬉しいことはありません。もうひとつの『真実』に出会うのを僕自身楽しみにしています」
●宮本信子(ファビエンヌ役)
「洋画の吹き替えははじめてのことなので、出来るかどうかとても不安で正直悩みました。でも是枝監督からお声掛けいただいたのですから、受けて立たなくては宮本信子はダメだわ!と思いまして。“どうなるか分かりませんが、一生懸命やらせていただきます”とお伝えさせていただきました。真実はひとつではないですし、それを“ひとつであるべきだ”ではなく、色んな風に見られるんだよと言ってくれるような作品だと思います」
●宮崎あおい(リュミール役)
「はじめてのことに、なにをどうしたら良いのか不安いっぱいでスタジオに入ったのですが、始まってみたらとても楽しく…自分がジュリエット・ビノシュになったかのような幸せな錯覚を味わいながらの贅沢な時間でした。また新しい形で是枝監督の作品に関わらせていただけたこともとても嬉しかったです」
●佐々木みゆ(シャルロット役)
「吹き替えのお仕事をするのは私のあこがれだったので、是枝監督からお話をもらったときはとてもうれしくて不思議だなーと思いました。はじめてなので、さいしょはちゃんとできるかな?と心配だったけど、シャルロットちゃんの役ができるチャンスは1回しかないからぜったいやります!と言いました。夢がかなって、今もとても幸せな気持ちです。シャルロットちゃんは明るくて元気な女の子なので、吹き替えのときもたくさん笑って楽しかったです」
文/編集部