安達祐実が“ギャル役”に挑戦した心境を吐露!「年齢的にもできるのかな…」

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安達祐実が“ギャル役”に挑戦した心境を吐露!「年齢的にもできるのかな…」

2009年に全世界でカルト的人気を博し、ゾンビ映画史上歴代ナンバーワンの興行成績を打ち立てた『ゾンビランド』(09)のキャスト&スタッフが10年ぶりに再集結を果たした待望の続編『ゾンビランド:ダブルタップ』が11月22日(金)より公開。それに先駆けて14日、都内にある山野美容専門学校にて公開記念イベントが開催。ゾンビメイクをした約70名の学生たちの前に、安達祐実と小島よしおが登場した。

前作では爆発的なウィルス感染によって人類がゾンビ化する中、“生き残るための32のルール”を作ったコロンバスが、タラハシーとウィチタ、そしてリトルロックと出会い、一緒にゾンビ社会を明るく生き抜く姿が描かれた。それから10年が経ち、なんだかんだで“ファミリー”となって生き抜いてきた4人は、パワーアップさせた“73のルール”を駆使しながら、さらに進化を遂げたゾンビたちに立ち向かっていくことに。

劇中で冷凍庫の中に10年間隠れていたという年齢不詳の新キャラクター、マディソンの日本語吹替え版を担当した安達は、役柄を意識したピンクの衣装で登場。「あまりピンクは似合わないと自分では思っていて…」とはにかむ安達に、会場を埋め尽くしたゾンビたちからは「可愛い!」と歓声が巻き起こる。またこの日は“アンチエイジングの日”ということもあり、美容の秘訣を聞かれた安達は「保湿が大事。歳をとってくると冬の到来を肌で感じる。若いころとは違います」と力強く語った。

また安達は、本作のオファーが来た時の心境を聞かれ、「不安もありましたけど、すごくおもしろい作品なので是非やらせていただきたいと思いました。役柄を聞いた時にギャルの役だと言われたので、これまでの人生でもギャルだった時期もないし、年齢的にもできるのかなって思いました(笑)」と明かす。そして「吹替えは特殊な技術が必要ですごく難しい作業でした。いかに自分が表情や体の動きに助けられてお芝居しているか改めてわかりました」と語った。

そんななか、芸能界をしぶとく生き残ってきた“ゾンビ芸人”の異名をとる小島が、かなりリアルなゾンビ姿で登場。作品の内容にちなみ、芸能界を生き抜くためのルールを聞かれると「僕は死亡説が出たりとか、テレビ出た瞬間から消える芸人と言われたりしてきましたけど、素直に目の前のことにいっそ懸命で、努力とかチャレンジする気持ちを怠らないようにするのがいいのかなと思います」と真面目に語り、「こんな格好でなに言ってんだ!」と自らツッコミを入れる。

また、もしゾンビ化してしまったら?との質問に安達は「わたしは多分すぐ捕まると思うので、マディソンみたいにとにかく隠れます」と回答。一方で小島は「持ち前のしぶとさがあるので、噛まれた後に気合で頑張ります。見た目はゾンビでも気持ちは人間として強く生きていきたい!」と会場の爆笑を誘っていた。

取材・文/久保田 和馬

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