スティーヴン・キング原作の“禁忌”ホラー『ペット・セメタリー』怒涛の恐怖が押し寄せる予告解禁!
『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(公開中)や『ドクター・スリープ』(公開中)など原作が相次いで映画化されているベストセラー作家スティーヴン・キングの悲哀なる“禁忌”ホラー『ペット・セメタリー』が2020年1月17日(金)より公開される。このたび、怒涛の恐怖が押し寄せる予告編が解禁となった。
スティーヴン・キングが自身の原体験からインスパイアされ、1983年の執筆当時あまりの恐ろしさに出版をしばらく見送ったという原作を、小説出版から35年以上の時を経て再び映画化した本作。医師のルイスが家族で引っ越してきた新居の裏にあった、謎めいた動物の墓地“ペット・セメタリー”。娘の死をきっかけに、死者を蘇らせるという先住民が語り継ぐ秘密の森で巻き起こる恐怖と悲劇を描く。主演となる父親のルイス役には『猿の惑星:新世紀』(14)のジェイソン・クラーク、その妻レイチェル役に『エイリアン:コヴェナント』(17)の、一家の隣人ジャド役を『インターステラー』(14)の名優ジョン・リスゴーが演じ、娘のエリー役で新鋭ジェテ・ローレンスが怪演を見せる。
このたび解禁された予告編では、家族たちと田舎に引っ越してきた少女エリーが謎めいた動物の墓地“ペット・セメタリー”に踏み入る不穏な場面から幕を開け、最愛の娘エリーを突然交通事故で亡くしたことを受け入れられない父のルイスが、隣人ジャドの忠告をよそにエリーを蘇らせるため禁断の手を打つ姿が映しだされる。蘇った娘を受け入れられない母レイチェルの恐怖の表情や、床を這う変形した肉体、豹変して襲いかかるエリーの描写など、家族を襲う悲劇を次々に捉えていく…。父親が犯した“禁忌”の代償がもたらす怒涛の恐怖とは?映し出される「時には死の方がいい」というセリフに、劇中でのさらなる恐怖を感じさせる予告編となっている。
娘を亡くした父親の悲しみを体現したクラークは、本作について「真の恐怖はなにかということを教えてくれる」とコメント。さらに原作者のスティーヴン・キングも「凄くいいよ!良い作品だと思う」とコメントを寄せており、誰しもに潜む内なる恐怖を深堀りにした本作に期待が高まる。
文/富塚 沙羅