こんなの無理ゲー!砂漠、雪山、渓谷…『ジュマンジ』のステージがスケールアップしすぎ!
出たマスの内容が現実になる謎のボードゲームが大騒動を巻き起こす『ジュマンジ』(95)から、約20年後を現代的にアップデートして描き大ヒットを記録した『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(18)。その続編『ジュマンジ/ネクスト・レベル』が公開中だ。タイトル通り大幅にパワーアップした本作、特にゲームステージは攻略が絶望的なレベルになっている!
命からがらゲームを攻略してから2年。大学生になったスペンサーは、あの時の興奮が忘れられず、粉々にしたジュマンジを友人たちに内緒で修理していたところ、再びゲームの中へと吸い込まれてしまう。そんなスペンサーを救うべく、かつて共に冒険を繰り広げたマーサ、フリッジ、ベサニーの3人が、なぜか一緒にログインしてしまったスペンサーの祖父たちと共に、難易度がはるかに上がったゲームに挑んでいく。
前作とは違うキャラクターになったり、バグが引き起こす予想外の展開が起きたり、身長2.1メートルもある残虐王が現れたりと、一筋縄ではいかない今回のジュマンジ。なかでも前作はジャングルだけだったゲームステージのバリエーションが豊富になっており、次々と危機が訪れることに。
例えば、あたり一面が砂漠のステージでは、突如として現れたダチョウの大群に追いかけ回されるハメになり、巨大な地割れを大ジャンプ!『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)かのような激しいカーチェイスが展開する。一転して、極寒の雪山ステージでは、頂上の城を目指すことになるのだが、そのルートが、そびえ立つ氷山をクライミングしなければならないという過酷なものだたったりする。
さらに驚がくなのは、吊り橋が多数かけられた渓谷ステージ。落ちれば即死の高さで揺れまくる吊り橋を渡るというだけで十分ハードな試練だが、遠方の山が迫ってくるというリミット付き。しかもその山は目を凝らしてみると凶暴なマンドリルの群れで…マーサたちに絶体絶命のピンチが襲いかかってくる…!
これらの個性豊かなステージたちを攻略し、無事スペンサーを救い出すことができるのか!?なにからなにまではるかにスケールアップしたゲームの世界を劇場で味わってみてほしい!
文/トライワークス