トニー賞4冠、グラミー賞受賞の傑作ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』が映画化!予告編が到着
ピューリッツアー賞、グラミー賞、エミー賞、トニー賞など名だたる受賞歴を誇り、ミュージカル界のみならずエンターテイメント業界にその名を轟かす「ハミルトン」のリン=マニュエル・ミランダ。その処女作かつ傑作ミュージカルである「イン・ザ・ハイツ」は、トニー賞4冠、グラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞し、ミュージカル界にセンセーションを巻き起こした。このたび、そんな話題のミュージカルがついに映画化を果たし、2020年夏に日本公開が決定!予告編が解禁となった。
変わりゆくNYの一角にある″ワシントンハイツ“に住むウスナビ(アンソニー・ラモス)は、いまはなにも取り柄が無い自分も「いつかは有名になってやる」という夢を抱えているが、直面するのはNYの厳しい現実。それでも逃げ出すことなく、自分を信じ続けて夢を掴むための一歩を踏み出そうとする。
本作は、‟世界中で最もチケットが取れないミュージカル”と言われる「ハミルトン」で、その類まれな才能を世界に認めさせたミランダの同名ミュージカルが原作だ。映像化が望まれながら長らく実現せずにいたが、映画化権争奪の末、いよいよ待望の映画化となった。
自身の宝物ともいえる本作で、原案のみならず製作や作詞・作曲に全力を注いでいるというミランダがタッグを組むのは、主要キャストにアジア系俳優のみを起用し全米3週連続No.1の大ヒットとなった『クレイジー・リッチ!』(18)のジョン・M・チュウ。
キャストには『アリー/スター誕生』(18)のラモス、『キングコング:髑髏島の巨神』(17)、『ブラック・クランズマン』(18)のコーリー・ホーキンズ、シンガーソングライターで歌手のレスリー・グレースが、新たな傑作ミュージカル映画誕生のために集結した。
今回解禁された予告編映像は、1人の男性がある‟ハイツ”で起こった物語を語りだすシーンから始まる。夢が集う場所NYを舞台に、ラテンのリズムとヒップホップの詞、大勢の人々がプールや路上で踊る壮大なミュージカルシーン、建物の外壁で垂直に踊るユニークなダンスなど、これぞミュージカルといった見どころが満載だ。映像のクライマックスでは、「今こそ音楽で夢に踏み出そう!」というメッセージが歌の盛り上がりと共に示される。ウスナビと‟ハイツ”の人々の姿が、すべての夢をあきらめない人たちの背中を押す力強い映像となっており、来年の公開に向けて今から気分が高揚する仕上がりだ。
夏にぴったりなダイナミックで情熱的なミュージカルである本作を、ぜひとも大きなスクリーンで体感してほしい!
文/編集部