“剣心のライバル”も帰ってくる…!『るろうに剣心 最終章』江口洋介の続投が決定
シリーズ累計興収125億円、観客動員数980万人を突破した「るろうに剣心」シリーズの最新作にして完結篇となる『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』が、それぞれ7月3日(金)と8月7日(金)より2部作連続公開。このたび、シリーズ1作目から斎藤一役を演じる江口洋介の続投が決定し、新たな場面写真が解禁された。
斎藤は元新選組三番隊組長として、最大の宿敵である剣心と共に幕末の動乱を生き抜き、明治という新しい時代を迎え警官となった“悪・即・斬”の正義を信念に持つ男。剣心との因縁が残るまま新たな時代で別々の道を歩み始めるが、新たな脅威を前に再び剣心と共に戦いに身を投じていくことに。
1作目から実に8年。斎藤一役を演じ続けてきた江口は「同じ役を長年やり続けるということはそうないことなので、とても光栄です」と続投の喜びを語り、「いままで作り上げてきたキャラクターだからこそ逃れられないですし、自由にはできないところが大変でもありましたね。特に今回は、撮影に半年以上かかり、その間はずっと緊張感を維持しなければいけないので苦労しました。撮影したこの画がすべてつながっていくと思うと、これはとんでもない映画になるなと確信しました」と自信をのぞかせる。
さらに「改めて『るろうに剣心』という作品の凄さを感じました。スタッフの熱量と意気込みに、こちらも奮い立つ感じでした」と撮影を振り返ると「『The Final』と『The Beginning』はストーリーや時代が全く違うので、セリフの言い回しやトーンも変わってきます。幕末から明治という新時代になり、剣心や斎藤も世の中の流れとともに変化する様は見どころです」と語った。
続投決定とともに解禁された場面写真には、先日解禁された新田真剣佑演じる上海マフィアの頭目である縁を列車のなかで探索する斎藤の姿が写しだされている。鋭い眼光と煙草をくわえながら刀に手をやる姿からは、前作で志々雄真実との死闘を終えた彼らに再び脅威が訪れることを予感させる仕上がりに。
シリーズに欠かせないキャラクターとして、時にはライバル、時には頼もしい仲間として剣心と刀を振るってきた斎藤。はたして彼は最終章で誰に刀を向けることになるのか。本作は現在鋭意編集中とのことで、今週2月21日(金)にはついに特報映像が解禁される予定となっている。その全貌が明らかになる瞬間が、いまから待ちきれない!
文/久保田 和馬