堀田真由が選んだ2019年のベスト作品は…?第12回日本ブルーレイ大賞が発表
2019年に発売されたブルーレイソフトの中から最も優れた作品を表彰する、第12回日本ブルーレイ大賞の授賞式が19日に都内で行われ、デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン会長の川合史郎、日本ブルーレイ大賞審査委員長でAV評論家の麻倉怜士、そして今年のアンバサダーを務める女優の堀田真由らが登壇した。
“ブルーレイ”にちなみ淡いブルーのワンピースで登壇した堀田は「ブルーレイで映画を観るのが好き」と、最近4Kでの視聴環境を整えたことを告白。そして「ひとつに絞りきるのが大変で、相当悩みました」とはにかみながら、自身が決めるアンバサダー特別賞の受賞作として『アリー/スター誕生』4K ULTRA HD&ブルーレイセットの名を読みあげる。
同作を選んだ理由として「誰もが羨むシンデレラストーリーで、その中に夢を追いかけるヒロインの葛藤や苦悩があってラストは涙する。夢と愛を追いかける姿には、私も女優という仕事をさせていただいているので重なる部分がありました」と語る堀田は、「4Kで観るとラストの歌うシーンが本当に鮮明で、何度も観返したくなりました」と本作への思い入れの強さをのぞかせていた。
そして今年のグランプリに輝いたのは、2018年11月に公開されるや社会現象を巻き起こし、興行収入131億円を記録した『ボヘミアン・ラプソディ』(18)。カテゴリー部門・映画賞(洋画)も同時に受賞した本作は、臨場感豊かな音とHDRが効いた画質によって劇場で観た感動をそのまま家で体験できる点や、本編では観られない「ライヴ・エイド」のフルパフォーマンスが楽しめる点などが評価されグランプリに。
発売元・販売元の20世紀フォックス ホーム エンターテインメント ジャパン株式会社の担当者は「この映画を観てくださったたくさんのファンの方々に御礼申し上げます。皆さんの熱い思いがどんどん拡大し、クイーンを知らない若い世代にも拡大し、魅力を感じてくれた結果が社会現象につながった。ただただ感謝の気持ちしかありません!」と喜びを爆発。堀田は「本当に素敵な作品だったので、アンバサダーとして広めていけたらいいなと思います」と述べ、麻倉も「(グランプリは)これ以外考えられない!」と力説。
また準グランプリには驚異的な映像表現が大きな話題を呼び、先日発表された第92回アカデミー賞で視覚効果賞にもノミネートされた『ライオン・キング』(19)と、映画クオリティの予算と技術が投じられ世界中で大旋風を巻き起こした海外ドラマの完結編「ゲーム・オブ・スローンズ 最終章」の2タイトル。そして審査員特別賞にはコレクター心をくすぐるパッケージが評価された『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』(17)の完全数量限定LPジャケット版が選ばれた。