「007」最新作、新型コロナウイルスの影響を受け、全世界での公開延期を発表

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「007」最新作、新型コロナウイルスの影響を受け、全世界での公開延期を発表

4月10日(金)からの公開を予定していた『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて公開を延期することが5日、発表された。

配給元の東宝東和株式会社は、「MGM、ユニバーサルならびに本作のプロデューサーであるマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリにより全世界の映画興行における状況を検証し、熟慮を重ねた結果、本作の英国での公開日を本年11月12日(木)、全米公開を11月25日(水)まで延期することを決定いたしました」と世界的な公開延期を文書を通じて報告。

また日本国内においても、「新型コロナウイルスの感染状況ならびに新型コロナウイルス感染症対策本部において示された方針等に鑑み、現在、新たな公開日につきまして調整しております」とし、新たな公開日については決まり次第、リリースをもって発表するとしている。

シリーズ25作目となり、前作『007 スペクター』(15)から5年ぶりの最新作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。現役を退いていたジェームズ・ボンドがCIA出身の旧友が助けを求めてきたことをきっかけに、ふたたび危険な任務につく本作では、ジェームズ・ボンドを『007 カジノ・ロワイヤル』(06)からのダニエル・クレイグが続投。また『ボヘミアン・ラプソディ』(18)の実力派俳優ラミ・マレックが悪役として登場し、主題歌をビリー・アイリッシュが担当することでも大きな話題を集めていた。

文/富塚 沙羅

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